スウェーデン・ジャズ界の代表的ピアニスト、ヤン・ラングレンがスウェーデンを代表するジャズ・レーベルの一つSittel Recordsに残したCD、5タイトルがSpice Of Lifeより再発売されます。
トリオに管弦オーケストラを噛ませてのエリントン/ストレイホーン名曲集。但しオケ共演曲のアレンジはルングレンの手によるものではなく、そのシンフォニーっぽく格調高い管弦の響きの中で専ら小洒落た叙情派バップ職人を決め込む彼らトリオの快演に集中してスポットが当てられるという趣向。荘厳でエレガントなムード演出を主体に、一部ではラテン・パーカッシ ョン・ビートの強調で妖しくも上品なナイトクラブ気分を盛り上げる等、アレンジの方はまず手堅く上首尾に仕上げられているが、そんな約束事の多いシチュエーションにあっても活き活きと自然体で歌いスイングするルングレン3の活躍には目を見張る輝きがある。優しげでリリカルめの粋なお座敷小唄スタイルを中心に、終盤近くではやはりハルベルクやヨハンソンにも通じる瑞典者の血か?クラシック・ピアノのテクニックや美的センスも披露。
Something To Live For,
In A Sentimental Mood,
Prelude To A Kiss,
Caravan
他全12曲収録
Jan Lundgren(p)
Mattias Hjort(b)
Rasmus Kihlberg(ds)
with orchestra
在庫有り
デジパック仕様CD