★スウェーデン・ストックホルム出身の若きスター・ピアニスト、ヨエル・リュサリデスが惚れ込んだブズーキ奏者ゲオルギオス・プロコピウとのデュオ・アルバム
★2022年秋にゲオルギオス・プロコピウのライヴを聴きにいったヨエル・リュサリデスが意気投合し、2023年夏に初のライヴを行い、録音に至りました。ブズーキは基本伴奏楽器でありますが、多才なプロコピウは、楽器の限界を超えた新たな可能性を示しています。プロコピウはアテネ生まれで現在はストックホルム在住。6歳からブズーキを始め、幼いころからライヴなどの音楽活動を行っていました。サズやバグラマといったギリシャの弦楽器も演奏します。
★リュサリデスはブズーキの変化に合わせて即興的に演奏し、アルバム全体で 4 時間、そのほとんどがファーストテイクで収録されているという、臨場感のある録音。リュサリデスは録音について「通常僕の録音スタイルは、スタジオでの編集作業に何日も費やすんだ。でも今回は、できるだけその場の雰囲気を捉えたかったからファーストテイクを選んだんだ。そして録音に使った巨匠アルフレート・ブレンデルが使ったピアノの素晴らしい音も見事だ。」
★2人の演奏を聴いた ACTのプロデューサー、アンドレアス・ブランディスは「ACTの考え方では「ジャズ」というのは、ミュージシャンが自身の個人的な文化的背景を語るために使う手段だと考えています。そうした意味では、この 2人の演奏はまさに「ジャズ」であり、お互い異なる文化的背景を持ちながらも、それぞれの語法で繰り広げる音楽が有機的で自然に発生していようです。」
SIDE A
01 Arcs 3:34 Joel Lyssarides, Georgios Prokopiou
02 Anamnesis 4:51 Georgios Prokopiou
03 A Night in Piraeus 3:07 Joel Lyssarides, Georgios Prokopiou
04 Echoes 5:25 Joel Lyssarides
05 Rivers 4:27 Joel Lyssarides, Georgios Prokopiou
SIDE B
01 Lyssarides Lament 2:15 Joel Lyssarides
02 Kamilieriko Road 6:08 Georgios Prokopiou
03 Orange Moon 4:30 Joel Lyssarides
04 From East to West 3:25 Georgios Prokopiou
05 Zafeirious Solo 2:55 Stelios Zafeiriou
Joel Lyssarides (piano)
Georgios Prokopiou (bouzouki)
Recorded at the ACT Gallery in Berlin, Germany, on 29 - 30 April 2024 by Thomas Schöttl
Mixed and mastered by Klaus Scheuermann
Produced by Joel Lyssarides, Georgios Prokopiou and Andreas Brandis
在庫有り
輸入盤180g重量盤LP