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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)岩石タッチで強硬かつ鋭角的に暴れ倒す力学指向の殺陣っぽいパーカッシヴ・リリカル・アクション・ピアノ・プレイが凛然と冴えたハード・ビター・トリオ壮快打! 国内制作CD BCG REPUBLIC (Hakuei Kim, Tomokazu Sugimoto, Tamaya Honda) ビーシージーリパブリック (ハクエイ キム、杉本 智和、本田 珠也) / TIME IS ON OUR SIDE タイム イズ オン アワ サイド
商品詳細
★人気の個性派ピアニスト:ハクエイ・キム(1975年京都市生まれ、札幌育ち、韓日クォーター)をリーダーとし、杉本智和(b)(1968年千葉県船橋市生まれ)&本田珠也(ds)(1969年東京都生まれ)の参画したトリオ・プロジェクト=BCG Republic(2020年結成)のファースト・アルバム=オリジナル曲集。ハクエイ・キムが新たに立ち上げた自己レーベル:Snow Motion Recordsよりのリリース(Inpartmaint配給)。

★ガキゴキと鋭角的に歯切れよく鳴る岩石タッチのピアノが、ダイナミズム満点にしてブルース由来の旨味にも事欠かぬ硬質アクション攻勢であったり、一転してクール・スウィートな詩情を顕示した軽やかに舞うリリカル節であったりの、基本は力学指向の強打スタイルを旨としながら文脈としては剛柔を上手く使い分け、或いはミックスしたジグザグ凹凸感ある激動型抒情的プレイを中々強固に綴って凛とした華を成し、バネを利かせて肉太くウネり波打つベースやシャープに空を斬りパンチのあるアタックをカマしてくるドラム、らもグルーヴとスリルを頼もしく的確に高めきった、全編を通じ全力を込めてパワフルにスイングするガッツみなぎった邁進が続いて、壮快な興奮とカタルシスを満喫させてくれる一切手加減なしの敢闘内容。

★強硬でビターなハードボイルド調の大立ち回り〜殺陣っぽいアクティヴィティの迫真力をあくまで第一義とし、その烈しい動きの中に哀愁情緒やリリシズムをチラリと垣間見せる、根はタフガイ気質のストロング&ヘヴィーなパッション弾ける猛々しき躍動的熱演がひたすら精悍軒昂に展開され、トライアングルな半浮遊型のスローめインタープレイ時にあっても決して"力学主義"を手放すことのない極力甘さを抑えた行き方がほぼ貫かれるが、音空間は至ってハードで辛口なるもアブストラクトとまでは行かないモード系ハード・バップの領域にギリギリ踏みとどまっている、辺りのバランスのとり様が絶妙で、そうした中で繰り出されるハクエイ・キム(p)のアドリブ妙技が、頑として妥協なげに雄渾の魅力を堂々放っていて素晴らしい。

→ある種の格闘技の型の演舞を見るような、重厚で堅牢なハードコアの極みとも云うべき半打楽器的骨太激烈フレーズを毅然・決然と炸裂させ、しかもそのソリッドで隆々たる音像の内側から奥深いメランコリーを覗かせる、という誰にも似ていないダイナミック・リリカル・アクション・ピアノの極致が、杉本(b)&本田(ds)のこれまた逞しきサポートを得て1ミリもブレず揺るがず威厳をもって完成されており全く見事、全く鮮やか。

1. Construction Site
2. Your Sky
3. Fish Market
4. The Calm (Before The Storm)
5. Ladders
6. Rosario
7. See You On The Other Side
8. Yuse
*all songs composed by Hakuei Kim, except "Rosario" composed by Tomokazu Sugimoto

ハクエイ・キム (piano)
杉本 智和 (bass)
本田 珠也 (drums)

2025年日本作品

レーベル:Snow Motion Records (ハクエイ・キムの自主レーベル)

在庫有り
国内制作 W紙ジャケット仕様CD

岩石タッチで強硬かつ鋭角的に暴れ倒す力学指向の殺陣っぽいパーカッシヴ・リリカル・アクション・ピアノ・プレイが凛然と冴えたハード・ビター・トリオ壮快打! 国内制作CD BCG REPUBLIC (Hakuei Kim, Tomokazu Sugimoto, Tamaya Honda) ビーシージーリパブリック (ハクエイ キム、杉本 智和、本田 珠也) / TIME IS ON OUR SIDE タイム イズ オン アワ サイド[SNM001]

販売価格: 3,150円(税込)
数量:
商品情報
Snow Motion Records

★ハクエイ・キム(p)、杉本智和(b)、本田珠也(ds) ー ジャズ界トップランナーによるピアノ・トリオBCG REPUBLICのファースト・アルバムが完成。一発録音、編集、ダビングもなく、ほとんどがファーストテイクを収めたオリジナル全8曲。即興演奏やインタープレイを経て、タイムやテンポの縛りから解き放たれた先の、このトリオにしか生み出せない生々しく力強い、最高峰の演奏がここにある。

★ハクエイ・キム(p)をリーダーに、杉本智和(b)、本田珠也(ds)というジャズ界トップランナー3人によって、コロナ禍の2020年12月結成されたピアノ・トリオBCG REPUBLIC。その1stアルバム『Time Is On Our Side』が遂に完成。

★アルバム・タイトルは「時は我々の側にある」という意味。お互いの音や瞬間的な閃きの交感を経て生まれる、タイム、テンポという”時"の縛りから解き放たれた自由な演奏。その先にある、"時空"を自在に操るような絶頂感を求める「宝探し」こそが、このトリオの真骨頂といえる。ハクエイ・キムならではの情景の浮かぶ美しい旋律と、予定調和では得ることのできない生々しく力強い演奏が融合した、彼らにしか創れない音楽がここに。

★アルバムのディレクター/スーパーバイザーとしてbasis recordsの立岩健一が参加するなど、強力なチームのサポートのもと完成した本作、あなたも宝探しをしながら聴いてほしい。

Produced by BCG REPUBLIC
All songs composed by Hakuei Kim, except "Rosario" composed by Tomokazu Sugimoto

Director/Supervisor: Kenichi Tateiwa (basis records)
Art Director&Designer: Kaoru Sasaki & Narumi Kimoto
Photographer: Yume Ippei
Videographer: Yoshitake Suruga
*ハクエイ・キム (Piano)
1975年、京都市生まれ札幌育ち。韓日クォーター。オーストラリア、シドニー大学音楽院卒業。
これまでにDIWから3枚、ユニバーサルミュージックより6枚のリーダーアルバムをリリース。
国内の他、香港、韓国でのジャズフェスティバル、米国デトロイトジャズフェスティバルや、フランス、イタリア、ドイツでの公演に出演。2023年にはスペインにて第58回サン・セバスチャン国際ジャズフェスティバルにソロピアニストとして出演。
その他、TV東京『美の巨人たち』のエンディング・テーマや、日韓合作映画『道〜白磁の人〜』のエンディング・テーマの作曲、TV朝日『越路吹雪物語』での大地真央の主題歌の編曲、クリスタル・ケイ、新妻聖子、綾戸智恵、平賀マリカ等の編曲、録音やコンサートでの音楽監督等も務める。

*杉本智和 (Bass)
1968年生まれ、千葉県船橋市出身のべーシスト。
1988年バークリー音楽大学に留学。93年卒業後ニューヨークへ渡り、
1995年の帰国後、大坂昌彦、大西順子、秋山一将、東原力哉、原 朋直、山田譲、綾戸智絵らと共演、
2011年よりトライソニークのメンバーとして活動、
2019年、辻コースケ、清水勇博とBottom Rhythm Jam メンバーとして活動、
2024年、加納奈実のアルバム「mawsim」にベースとコ・プロデュースで参加、
渡辺貞夫、日野皓正、ケイ赤城、菊地雅章、峰厚介、小野リサらジャズ、ワールドシーンから、Sleep walker、Calmなどクラブ系アーティストまで、様々なライブやレコーディングに参加。

*本田珠也 (Drums)
1969年東京生まれ、父・本田竹広(P)、母・チコ本田(Vo)、叔父に渡辺貞夫(As)、渡辺文男(Ds)という音楽家系に育ち、1989年頃から父の勧めでジャズを志す。
2001年3月、大口純一郎トリオ、菊地雅章トリオ、ケイ赤城トリオ、3人のピアノリーダーのアルバムレコーディングに参加、2007年から菊地成孔DUB SEXTETに参加、2017年8月に守谷美由貴(as)、須川崇志(b)からなるリーダーアルバム「セカンド・カントリー」、10月には類家心平(tp)、井上銘(g) らと結成した「TAMAXILLE」、2018年佐藤浩一(pf)と組んだピアノトリオ「ICTUS TRIO」とリーダーアルバムを3枚発表。ジャズシーン中心にさまざまなレコーディング、ライブで活躍中。