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商品詳細
★母国カナダから米ニューヨークへ移り住んで早40年を迎える、進取性にも富み硬派で鳴らした女性ポスト・バップ・ピアノの筆頭実力者=ヴェテラン名手:リニー・ロスネス(1962年カナダのサスカチュワン州レジャイナ生まれ)の、今回は、クリス・ポッター(ts,ss)やスティーヴ・デイヴィス(tb)、ジョン・パティトゥッチ(b,elb)らのハード・バップ仲間に加え、エドゥ・ロボ(vo)やジョイス(vo)といったレジェンドを始めとするブラジルのトップ・プレイヤー達を多数招聘した変動的コンボ体制による、ブラジリアン・ミュージック集。

★軽やかで歯切れよく舞踏的ノリのよさに溢れたサンバのリズムの上で、モーダル・バピッシュなリアル・ジャズ然たる硬派筋のグルーヴ感を醸成したかと思えば一転してボサノヴァならではのクールなサウダージをもムーディーに映し出す表情に富んだピアノを始め、ほんわかしたおぼろな温もりを放つトロンボーン、渚の潮風っぽい爽やかなアコースティックとアーシーなブルース色濃いエレキを的確に使い分けるギター、清らかに(かつ中々力強く)そよ風を吹かすフルート、圧倒的存在感で座をさらうファンタジック・ドリーミーにしてちょっとメディテイティヴなところもある男女ヴォーカル、結構アグレッシヴ&パッショネートにストレートアヘッド・ジャズ奏者の底力を見せる精悍なサックス、らが次々と現れてはカラフル&デリシャスに鉄板の見せ場を飾ってゆく、全般に「基調はあくまでブラジリアン・ボッサ」「味つけは適度にハード・バップ」という黄金バランスの快演が続いて、テイスティーに愉しませる充実した好投内容。

★ブラジル音楽特有の優しく仄かな哀愁やリラクゼーションを一貫して重んじ原曲の情緒を決して損なうことなく、バップ・ジャズ色も(香味づけにとどめながら)自然に融け込ませた、ソフト・テンダーで心地よくも旨味と歯応えある波乗り調子の軽妙な行き方が展開してゆき、ロスネス(p,elp他)の、ハード・バップとボサノヴァの間を自在に往来しながら鮮やかに構成されたストーリーを紡ぐ劇的アドリブ妙技ならびにアレンジ指揮手腕、が傑出して冴え渡っている他、登場するや理屈を越えたスター性と熟成感で他を霞ませるエドゥ・ロボ(vo)やジョイス(vo)、終始マイペースでダウン・トゥ・アース&スモーキーな吟醸節を唄うスティーヴ・デイヴィス(tb)、後半の数曲では主役も担う華々しくも芳醇なコクのあるクリス・ポッター(ts,ss)、といった具合で魅惑のエッセンスが濃密に凝縮されたようなアジな聴きどころが連続して云うことなし。爽快至極。

Side A:
1. Frevo (Egberto Gismonti; arr. Rosnes)
2. Pra Dizer Adeus (Edu Lobo/Torquato Neto; arr. Rosnes)
3. Trilhos Urbanos (Caetano Veloso; arr. Rosnes)
4. Canta, Canta Mais (Jobim/Moraes; arr. Rosnes)

Side B:
1. Casa Forte (Edu Lobo; arr. Rosnes)
2. Essa Mulher (Moreno/Terra; arr. Rosnes)
3. Amor Até O Fim (Gilberto Gil; arr. Rosnes)
4. Estórias da Floresta (Milton Nascimento/Fernando Brant; arr. Rosnes)
5. Caminhos Cruzados (Jobim/Mendonça; arr. Rosnes)

Renee Rosnes (piano, electric piano) (melodica on A-3) (vocal on A-2, A-4)
Edu Lobo (vocal on A-2, B-1)
Joyce Moreno (vocal on B-2)
Maucha Adnet (vocal on A-4, B-5)
Chris Potter (tenor saxophone, soprano saxophone on B-1, B-3, B-4)
Steve Davis (trombone on A-3, B-1, B-2, B-3)
Shelley Brown (flute, alto flute on A-1, A-4) (vocal on ?)
Chico Pinheiro (guitar)
John Patitucci (bass, electric bass) (vocal on A-4)
Adam Cruz (drums)
Rogério Boccato (percussion) (vocal on A-4)

2024年6月16&17日米ニューヨークシティのSear Sound, Studio C録音

レーベル:Smoke Sessions

御予約商品
輸入180g重量盤LP(限定生産)
入荷予定時期:2025年2月下旬 受注締切:2025年1月12日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。






ボサノヴァならではの仄かな哀愁やリラクゼーションに彩られたサウダージ的情趣にハード・バップ・ジャズの吟醸的ダイナミック・グルーヴ感が自ずと融け込んだ軽妙寛ぎ抒情世界 輸入180g重量盤LP(限定生産) RENEE ROSNES リニー・ロスネス / CROSSING PATHS[SSR 24081]

販売価格: 6,000円(税込)
数量:
商品情報
SMOKE SESSION

自身の音楽性とブラジル音楽を巧みに融合。キャリアのハイライトに位置する作品

★著名なピアニストであり作曲家でもあるリニー・ロスネスと、彼女が生涯愛し続けたブラジル音楽、この2つが見事に融合した今作『Crossing Paths』は、彼女のキャリアのハイライトに位置づけられるアルバムだ。ブラジルで最も尊敬されている作曲家たちの名曲を選び出し、ボサノヴァ、フリーヴォ、サンバ、アフォクセなどの魅惑的なリズムと、リニー・ロスネスのモダンジャズへの先見的なアプローチを魅惑的に融合させている。アメリカのジャズの巨匠たちと、ブラジルのコンテンポラリーな音楽家たち、そしてクラシックのフルート奏者シェリー・ブラウンからなる驚異的なバンドとのあざやかな共演。さらにスリリングなことに伝説的アーティスト、エドゥ・ロボとジョイス・モレーノが特別ゲストとして参加、それぞれの名曲を披露している。

★『Crossing Paths』はリニー・ロスネスの出発点にして、長年の夢が結実した集大成でもある。「このプロジェクトは約30年前に私の頭の中で閃いた」と彼女は語る。「ブラジルの音楽にずっと情熱を注いできた。このバンドなら、音楽に大きな敬意と愛情を抱いている演奏家たちと共に、私が想像していたような形で、これらの曲に生命を吹き込むことができるとわかっていた」。(新譜インフォより)