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ホーム2024年11月REVIEW伝統的バップ・スタイルからコンテンポラリー・ファンクまでモダン・ギターの全歴史を網羅したブルース色濃いドラマティックな吟醸ギター至芸が鮮麗に冴え渡る壮快作! 輸入盤CD OZ NOY オズ・ノイ / FUN ONE
商品詳細
★米ニューヨークに本拠を置いて、ストレートアヘッドなハード・バップ・ジャズやファンク、フュージョンなど幅広いフィールドで辣腕を揮い、リーダー・アルバムも多数リリースしてきた(インパートメントやAgateから国内盤が出たこともある)イスラエル出身のオールラウンドな実力派ギタリスト:オズ・ノイの、今回は、この顔ぶれで2017年からレギュラー的に活動してきたという、デイヴィッド・キコスキ(p,elp)らとのカルテットによる一編。

★キレや尖りと滑らかな潤い感を併せ持った、旨味にも富む精悍そうな音色のギターが、流麗なコードワークとシャープな張りのある単音弾きを織り交ぜながら、アーシーなブルース色の濃い哀愁アクション的ダイナミック・スウィンギン・プレイを敏活に繰り出して、中々キリッとした凛々しい華を成し、モーダル・アグレッシヴに熱い攻勢をかけてくる骨太ピアノの活躍も重みをもってテイスティーに際立った、全編ストレートアヘッドかつ吟醸感溢れる現代流ハード・バップ熱演が意気軒昂に続いて、スカッと壮快に昂揚させてくれる会心打内容。

★親しみやすいメロディーや和声の美とブルージー・バピッシュな歯切れよく力強いグルーヴ感を変らず第一義とする、今日版人情娯楽活劇の鑑たる雄渾のスケールとダイナミズムを湛えた躍動型コク旨リリカル進撃!、が抜群の鮮度とノリのよさで展開してゆき、安定感とフェイント的スリルを的確に並行体現するリズム・セクションの瞬発力あるアタッキングなサポートに上手く煽られながら、ノイ(g)の、刻々と表情や筆致を転じてゆくメリハリの利いたドラマティックなアドリブ奮戦が、エモーショナル&パッショネートに濃密なる見せ場を飾って大いに、芳醇に興奮させられる。

→しなやかな伸張力を呈した鋭い単音でブルースを弾く辺りにはベンソン〜グリーン系やバレルとかに近い趣があるが、それだけにとどまらずちょっとレス・ポール・ライクなコード技やクリスチャン〜ケッセル系バップ・ギターの正統スタイル、マルティーノ、アバークロンビー、メセニー、フリゼール辺りの成果まで踏まえた抒情節、更にはジョンスコに通じるファンク・ジャム風のピリッとした立ち回り速攻、ブルース・ロック或いはフュージョンに接近したアップトゥデイトなアプローチなど、次々と文体を自在に変転させるその、しかし根底には一貫してブルース・フィーリングやバップ・スピリットが確固と息づいた目まぐるしくも骨芯の据わったソリッドな弾鳴のあり様は、誠に味わい深く豊饒な気分を満喫させてくれる。モード色濃いめの熱血アクションとイキでイナセなファンキー節を按配よく使い分けるキコスキ(p)の敢闘も光る。

1. Fun One (6:06)
2. Solar (5:52)
3. Ruby My Dear (7:08)
4. Wee (4:59)
5. Giant Steps (6:32)
6. Sandu (9:22)
7. Darn That Dream (5:33)
8. Milestones (5:04)
9. Improv 1 (3:56) (solo elg)

Oz Noy (electric guitar except 3) (acoustic guitar on 3)
David Kikoski (piano except 1, 9) (electric piano on 1)
James Genus (bass except 9)
Clarence Penn (drums except 9)

2024年7月26&27日米ニューヨーク市クイーンズ区アストリアのthe Samurai Hotel Recording Studio録音
2024年作品

レーベル:Criss Cross

在庫切れ
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輸入盤CD

伝統的バップ・スタイルからコンテンポラリー・ファンクまでモダン・ギターの全歴史を網羅したブルース色濃いドラマティックな吟醸ギター至芸が鮮麗に冴え渡る壮快作! 輸入盤CD OZ NOY オズ・ノイ / FUN ONE[CRC 1422]

販売価格: 2,350円(税込)
数量:
商品情報
CRISS CROSS

★13枚のリーダー・アルバムをリリースし、ジャズ・フュージョン界で名声を博してきたベテラン・ギタリスト、オズ・ノイのクリスクロス・デビュー作品。

★幼いころからクリス・クロス作品を親しんで聴いてきたというオズ・ノイ。その彼が2017年からピアニストのデヴィッド・キコスキー、ベーシストのジェームス・ジーナス、ドラマーのクラレンス・ペンとカルテットで活動してきたが、ようやく憧れのレーベルからアルバムとして発表の場を得た渾身の1枚。(新譜インフォより)

Recorded on July 26 & 27, 2024 at the Samurai Hotel Recording Studio, NYC.録音
Recording engineer Mike Marciano

■2024年作品


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