★昨年リリースされたエスペランサとのデュオ・アルバム『Alive At The Village Vanguard』 でファン層も広げたフレッド・ハーシュだが、ソロ・アルバムとしては2020年リリースの『Songs From Home』以来4年ぶり、またソロ・ピアノ録音を誇るECMからは本作がソロ・デビュー作となる。
●ビリー・ストレイホーンの "Star-Crossed Lovers"、ジークムント・ロンベルグの "Softly, As In A Morning Sunrise"、アレック・ワイルダーの "Winter Of My Discontent"、ラス・フリーマンの "The Wind "など選りすぐりのスタンダード曲と7曲のオリジナル曲を収録。ECMならではの即興も聴きどころの一つ。
★トリオやデュオにおいて多才で探求的であるのと同様に、ハーシュの芸術性の無限の幅と感情の多様性は、彼の息をのむようなソロ・パフォーマンスほど明らかなものはないと定評のあるハーシュ。Jazz Times誌は、彼の無伴奏演奏を「完全で、自給自足的で、唯一無二の純粋な芸術形態」と称賛し、All About Jazz誌は、「ジャズにおけるソロ・ピアノの芸術に関しては、演奏家には2つのクラスがある: フレッド・ハーシュとそれ以外の人たちだ」と絶賛されるほど。