★タイトルの『ダーナー』は沖縄の方言で「ああ」や「とうとう」といった意味合いを持つ感嘆詞である。友寄は録音当時43歳、すでに20 年以上のキャリアを持っていた。躍動感溢れる「Movement」、凛としたエキゾチシズムが漂う「Kirisame」、与論島の砂浜をモチーフにした「Merabi Samba」など、鮮やかにして艶やかなテナー・サックスに聴き惚れる。沖縄のジャズの貴重な記録にして、日本のジャズの奥深さを知らしめる傑作である。text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
SIDE A
1. 動き
2. Kirisame
3. 月明かりの海
SIDE B
1. わかりました
2.メラビサンバ
3. ステップアップ ステップダウン
4. ストーンフラワー