★ノルウェー西岸のモルデを拠点とするピアニスト、アルネ・トールヴィーク Arne Torvik(1981‒)。ヴォス出身のベーシスト、ビョルナル・カルデフォス・トヴァイテ Bjørnar Kaldefoss Tveite (1987‒)。オスロ生まれのドラマー、オイスタイン・オールネス・ヴィーク Øystein Aarnes Vik(1990‒)。ヤン・ガルバレクをはじめとする「新しい音」の世代が先駆けとなった「ノルウェー・モダンジャズ」を「今」の感覚で発展させる活動をつづけています。新作の『Songs for Roman』は、ウクライナがロシアの侵略を受けた2022年の春に作曲された曲を中心に作られました。タイトルにある「ローマン」は、そのころトールヴィークがノルデで教えていた「ジャズ国際コース」でインプロヴィゼーションを学んでいたウクライナ出身のトランペッターの名前です。
★《Going Home》(帰郷)《Cin-ematic》(映画のような)《Longing for the Woods》(森を懐かしみ)《Eastbound》(東へ向かう)《Places to Write》(書く場所)《Geert》(ヘルト)そして《For Roman》(ローマンのために)。家族と親戚がウクライナにいるローマンとの話から得たインスピレーションにトールヴィークが2年前に訪れたキーウの記憶が重ねられう、さまざまな思いとともにオスロのスタジオでセッションが行われました。(新譜インフォより)