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ホーム御予約商品マイルド・センシティヴに耽美的・牧歌的ロマンティシズムを映し出しつつガツンと強硬にパワフル・アクションもぶつけてくるハンガリー発・現代抒情派ピアノ会心の一撃! CD GÁBOR HORVÁTH TRIO ガーボル・ホルヴァート / TRICKS
商品詳細
★以前BMM(Binder Music Manufactory)よりのトリオ作(2009年録音)が好評を集めていたこともあり、最近はこのHunnia Recordsからもトリオ・アルバムを出していた(2018年)、ハンガリーのキャリアある中堅個性派ピアニスト:ガーボル・ホルヴァート(1978年ハンガリーのブダペスト生まれ)の、今回もトリオ編成での最新アルバム=自作曲集。

★鋭角的キレのよさと硬質骨太感を湛え、打鍵は非常に力強くもその所作は端正に整っていてエレガンスも漂う、ニュアンスに富んだクリアー・タッチのピアノが、勢いあるダイナミックなアクションの中に奥深い哀愁的ロマンティシズムを潤沢に香り立たせる、現代ヨーロッパ抒情派ピアノの正統らしい体質を基本としながら独特の東欧的フォーキー・エキゾティズムをもよぎらせた躍動型メロディック・プレイを綴って、中々精悍でグルーヴィーかつポエティックなオリジナリティ充分の華を成し、ちょっとボソボソしたベースのウネり波打ちや、ビシバシ敏活に迫るドラムのシャープな斬り込み或いはパンチ・キック!、もグルーヴとスリルを的確に強化しきった、全般に親しみやすいマイルドな詩趣や旋律美とバピッシュ・ジャズならではの雄々しき圧倒的迫真力そして仄かな異国情緒、がガッチリとミックスされた音世界をノリよく爽やかに愉しませる会心打内容。

★歌心〜メロディーの端麗さや詩情と今日流のリズミカルな立体力学的ノリのよさ、を何より重んじる、アクション・リリカル指向の一典型を示した輪郭は太くクッキリ鮮明でひたすら歯切れよくシャキシャキと驀進する雄渾の快演、が重みと分厚さをもってタフ&軒昂に展開してゆき、ドラムやベースのスケール大きくスピード感も充分に遊撃してくる瞬発力&機動力抜群のサポートに頼もしく支えられ、また煽られつつ、ガーボル・ホルヴァート(p)の、美旋律の泉にして殺陣的ストロングネスの権化でもある闊達なアドリブ妙技が晴朗に、そして結構豪快に冴え渡って全く清々しい。

→余情豊かに憂き詩的浪漫の機微をじっくり掬い取ってゆくような、もしくは青嵐の如き清やかさで牧歌的フォーキー風景をイキイキと活写する(似てはいないがラーシュ・ヤンソン辺りにどこか底通する味わいがある)、誠心こもったテンダーな詩人気質の側面と、強硬で堅牢な、ありったけの力を込めて一打一音を叩きつけてくるが如き力学主義者然たる真剣勝負の大立ち回り攻勢面、の双方を各々マックス・ヴォリュームで掛け合わせた、耽美派であり硬派でもある"剛健リリシスト"とでも呼べそうなフレッシュ・スリリングこの上ない弾鳴のあり様は、生々しくガツンと胸を打つ説得力と情趣深さに溢れていて絶品だ。

01. Double Lift
02. Carneval Of Cards
03. It Could Be Beautiful
04. Tricks
05. Mr. Diamond
06. Turnover Pass
07. The Tales Of The Magician
08. Back In Time (solo piano)
09. Lonely Robot At The Time Of Pandemic
10. Palm 11. Circles
*all music composed by Gábor Horváth

Gábor Horváth ガーボル・ホルヴァート (piano)
Balazs Horváth バラージュ・ホルヴァート (double bass except 08)
Attila Gálfi アッティラ・ガールフィ (drums except 08)

2022年2月18-20日スーパーサイズ・レコーディング・スタジオ(ハンガリー)録音
2022年ハンガリー作品

レーベル:Hunnia Records

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

CD




マイルド・センシティヴに耽美的・牧歌的ロマンティシズムを映し出しつつガツンと強硬にパワフル・アクションもぶつけてくるハンガリー発・現代抒情派ピアノ会心の一撃! CD GÁBOR HORVÁTH TRIO ガーボル・ホルヴァート / TRICKS[HRCD 2208]

販売価格: 2,400円(税込)
数量:
商品情報
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HUNNIA

★2018年リリースの前作「Soundtrack」(HRCD1811)が「JazzMa.hu」の読者が選ぶ“今年の作曲家”に選出されるなど、専門誌やウェブサイトで高く評価され多くの賞に輝いたガーボル・ホルヴァート・トリオの待望の新録音。

★映画音楽からインスピレーションを得た前作に続き、今作はガーボルの趣味の一つでもあるカードトリックの魅惑的な世界から生み出されたナンバーが並びます。楽曲のタイトルはほぼすべてカードマジックやトリックに関するワードになっており、トリックの構造やギミックを巧みに音楽言語に翻訳し、トリックを通じて得られる喜びの感情や感覚を見事に音楽 で表現しています。