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高柳昌行、1983年8月14日『アナザー・シチュエーション』シリーズ第20回公演のライヴ盤が初アナログ化!
★1982年頃からスタートする高柳昌行、飯島晃(g)、山崎弘(ds)による最後のニュー・デレクションは、1985年12月渋谷ジァンジァンでのレギュラー企画の最終公演までに十数回に及ぶライヴ演奏を行いました。
後に、高柳昌行が晩年まで行ったアクションダイレクト(自身の考案によるノイズ・システムを介すことでインプロヴィゼーションを音響/空間の領域まで突き詰めた)の出現を予言したユニットといえます。
★本作は、そのニュー・デレクション・ユニットのライヴを収録した貴重な音源で、明大前キッド・アイラック・ホールの自主企画アナザー・シチュエーション・シリーズ第20回(1983年8月14日)公演を収録。
★鳴り止まぬドラムの連打とフィードバック・ノイズ…、マス・プロジェクション(集団投射)による壁のような音魂が延々と続く阿鼻叫喚の演奏である。複数のエフェクターを介したフィードバックを放出する高柳昌行、そして同様にフィードバックの発信に終始する飯野晃のギターが、増殖と分離を繰り返し軋んだトーンを発する。なお、同日公演のパート1では、グラジュアリー・プロジェクション(漸次投射)による、空間に点在すような不穏なインプロヴィゼーションをおこなっており、高柳昌行がかつてから使っていた 「 プロジェクション(投射)」のアイデアを、同じ音響装置で実践すると言う試みも行っている。(新譜インフォより)
1.Mass Hysterism Part I 10:01
2.Mass Hysterism Part II 10:08
3.Mass Hysterism Part III 09:56
4.Mass Hysterism Part IV 10:27
Personnel
Masayuki Takayanagi (electric guitar)
Akira Iijima (electric guitar)
Hiroshi Yamazaki (drum, percussion)
Credits
Recorded at Kid Ailak Hall, August 14, 1983
Meidaimae, Tokyo
Mastered by Yukio Kojima, ALM Records
Additional Mastering and Lacquers Cut
by JJ Golden, Golden Mastering
Cover art derived from original work by Yoko Hase
Photography by Tatsuo Minami
Design by Rib Carmichael, SEEN
Notes by Yoshiyuki Kitazato
Translated by Justin Simon
Black Edition produced by Peter Kolovos
Released under license from Jinya Disc, Japan
在庫有り
2枚組45RPM LP