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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > VOCAL【日本先行発売/日本盤ボーナス曲】クリーンな透明感溢れるきめの細かい囁くが如き抒情派女性ヴォーカルがテンダー&キュートに映え、渋味に満ちた低音の男性ヴォーカルやカラフルなギターも芳醇に彩りを添えた小気味よい寛ぎボッサ世界 CD GRETCHEN PARLATO & LIONEL LOUEKE グレッチェン・パーラト & リオーネル・ルエケ / LEAN IN リーン・イン
商品詳細
★ニューヨークを主たる拠点として活動する人気の超絶ヴォーカリスト:グレッチェン・パーラト(1976年生まれ、米カリフォルニア州出身)の、今回は、20年来の盟友であるギタリスト兼ヴォーカリスト:リオーネル・ルエケ(西アフリカのベナン共和国生まれ)とのコラボによる、緊密な小規模体制(多重録音あり?)での一編。

★爽涼な潤いと清澄さに溢れた声質による女性ヴォーカルの、そよ風の吹鳴を思わせる軽やかに宙を舞い泳ぐが如き波乗り調子の寛ぎ抒情派演唱が、生鮮度抜群にしてちょっぴり儚げでもある殊の外瑞々しい華を成し、低音を利かせた太く渋い声色で上手くコントラストをつけつつこれを盛り立て、合いの手を入れる男性ヴォーカル、並びにボッサやラテン(またある時はアフロ・キューバン)のフレイヴァー豊かにノリよくも清々しく響鳴するギターの調べ、といった辺りも中々ハートフル&テンダーに情緒とグルーヴの奥行きを醸成してしっかり旨口な魅力を際立たせた、全体を通じ独特のサウダージを含んだコンテンポラリーな小気味よい乗り具合と優しい人肌の温もり満点の浪漫漂う歌世界に、夢心地で浸らせてくれる快適内容。

★インティメイトな和気や寛ぎと軽妙滑脱なるノリのよさに貫かれた、ひたすら気持ちよくハマれるリリカル指向のリラクシングな行き方がふんわりスイスイと遊泳的に続き、大方は一種の「フューチャー・ボッサ(もしくはフューチャー・アフロ?)」とでも云えそうなその半舞踏的グルーヴに快調に身を任せられる道程の中で、パーラト(vo)の、抒情派ジャズ・ヴォーカルの伝統に深く根を下ろした誠実真摯そうで清楚な歌い回しが、何ともメロウ&プリティーに妙味を揮って実に素敵だ。

→先ず何より声音そのものの圧倒的爽やかさ、圧倒的透明感を湛えた清新この上なき風合いに理屈抜きでノックアウトされるが、語り口としては今時らしいポップなSSW体質は結構控えめでむしろ純ジャズ・ヴォーカル然とした繊細なテンダネス+詩情溢れる、肩の力の抜けたウィスパリング唱法にこそ遺憾なく本領が発揮されており、時折挿入される半器楽的手法も含め、そのあくまで柔和にしっとりと優しく哀歓を映し出してゆく真心こもった丁寧な、そして脱力感を絶やさない歌声のあり様、筆の滑らせ様は可憐ささえ感じさせるラヴリーな魅力に満ちていて卓抜。手を代え品を代え多彩な音響をもって花形パーラトをサポートするルエケ(g,vo)の活躍も、"相手役"の枠を越えた大いに芳醇な存在感を全編に渡り放っていて好インパクト。

01. アクエ Akwê (Lionel Loueke)
02. アイ・ミス・ユー I Miss You (Lynn Malsby)
03. イフ・アイ・ニュー feat. バーニス・トラヴィス、マーク・ジュリアナ If I Knew (feat. Burniss Travis & Mark Guiliana) (Gretchen Parlato)
04. オカグベ インタールード Okagbé Interlude (Lionel Loueke)
05. アストロナウタ Astronauta (Carlos Pingarilho, Marcos Vasconcellos)
06. ミ・ワ・セー インタールード feat. マーレー・ジュリアナ、バーニス・トラヴィス、マーク・ジュリアナ Mi Wa Sé Interlude (feat. Marley Guiliana, Burniss Travis, Mark Guiliana) (Gretchen Parlato, Lionel Loueke, Burniss Travis, Mark Guiliana)
07. ミューズ Muse (Gretchen Parlato)
08. ノンビニョン Nonvignon (Lionel Loueke)
09. リーン・イン feat. マーク・ジュリアナ Lean In (featuring Mark Guiliana) (Gretchen Parlato, Lionel Loueke, Mark Guiliana)
10. ペインフル・ジョイ Painful Joy (Lionel Loueke)
11. ドゥ・ウェ インタールード feat. バーニス・トラヴィス、マーク・ジュリアナ Dou Wé Interlude (feat. Burniss Travis & Mark Guiliana) (Gretchen Parlato, Lionel Loueke, Burniss Travis, Mark Guiliana)
12. ウォーキング・アフター・ユー Walking After You (David Grohl)
【日本盤ボーナス・トラック】
13. ザ・サン・ウィル・ライズ・アゲイン The Sun Will Rise Again (Gretchen Parlato)

グレッチェン・パーラト Gretchen Parlato (vocal, percussion)
リオーネル・ルエケ Lionel Loueke (guitar, vocal, percussion)
マーク・ジュリアナ Mark Guiliana (drums, percussion on 02, 03, 06, 07, 09, 11, 12)
バーニス・トラヴィス Burniss Travis (electric bass on 03, 06, 11)
マーレー・ジュリアナ Marley Guiliana (vocal on 03, 06, 12)
リサ・ルエケ Lisa Loueke (vocal on 03)

2022年3月2-4日米カリフォルニア州ロサンジェルスのルーシーズ・ミート・マーケット(Lucy's Meat Market)録音

レーベル:Core Port (Edition Records原盤)

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

国内制作CD


【日本先行発売/日本盤ボーナス曲】クリーンな透明感溢れるきめの細かい囁くが如き抒情派女性ヴォーカルがテンダー&キュートに映え、渋味に満ちた低音の男性ヴォーカルやカラフルなギターも芳醇に彩りを添えた小気味よい寛ぎボッサ世界 CD GRETCHEN PARLATO & LIONEL LOUEKE グレッチェン・パーラト & リオーネル・ルエケ / LEAN IN リーン・イン[RPOZ 10085]

販売価格: 2,520円(税込)
数量:
商品情報
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CORE PORT
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★グレッチェン・パーラトの最新作は、20年もの時を経てようやく実現した盟友である天才ギタリスト、リオーネル・ルエケとのコラボレイト・アルバム。

★前作『フロール』でさらに音楽的、アーティスト的に進化したグレッチェン・パーラトの最新作は、自身が2004年セロニアス・モンク・コンペでウィナーを勝ち取った翌年に発表したデビュー作『gretchen parlato』で、そのアルバム・サウンドの重要なパートを担っていた西アフリカ ベナン共和国出身のギタリスト、リオーネル・ルエケとのコラボ・アルバム。リオーネル・ルエケはハービー・ハンコック、エスペランサ・スポルディング、挾間美帆他と共演し、2012年にはロバート・グラスパーのプロデュース作『Heritage』、さらにグラスパー率いるブルーノート・オールスターズのメンバー(2017)や、ハービー・ハンコック集『HH』(2020)〜ジャイルス・ピーターソンによる『HH Reimagined』が2022年秋リリース〜等でワン&オンリーの存在感を世界中に見せつけているギタリスト。グレッチェンとはセロニアス・モンク・インスティチュート・オブ・ジャズ時代から20年以上にもわたる盟友でもあり、ようやく実現した待望の本格的コラボレイト作品。

★グレッチェンの深遠ともいえるヴォーカルと抜群のリズム感覚、そしてリオーネルの様々なパーカッシヴ・ギター奏法と、アフリカ南部で特徴的なクリック音を用いるヴォーカルが有機的なアンサンブルとして構築され、現代ジャズ最高峰の音楽的スキルに満ちた内容。レコーディングは2022年2月〜4月LA録音。二人はそれぞれパーカッションも演奏、さらにマーク・ジュリアナ(ds, pesc)、バーニス・トラヴィス(b)も参加。愛息マーレー・ジュリアナもヴォイスで3曲参加しており、アフリカ音楽との親和性も高い子供の声を効果的にアンサンブルの一部にしている。

★収録曲は1980年代〜1990年代にヒット曲を連発した女性R&Bグループ、クライマックスのカヴァー(M2)、エリス・レジーナが1969年名作『コモ・イ・ポルケ』で「Samba Da Pergunta」として歌った名曲(M5)、そしてグレッチェンが自身の1stアルバムでもとりあげた「ノンビニョン」(M8)、さらにフー・ファイターズ97年作『ザ・カラー・アンド・ザ・シェイプ』からのカヴァー(M12)等を収録。二人のオリジナル曲でも、マーク・ジュリアナ他との共作などでは、たゆたうようなアフリカン・グルーヴやブラジル音楽、ジャズ他が一体となった極上の世界を表現している。
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*レコーディング:ピート・ミン at ルーシーズ・ミート・マーケット,LA on March 2-4 2022
*ミックス:ピート・ミン at ルーシーズ・ミート・マーケット,LA on March 8, April 13-14 2022
*マスタリング:デイヴ・ターリントン at ベース・ヒット・レコーディング,NYC on May 20 2022

*プロデュース: グレッチェン・パーラト & リオーネル・ルエケ
解説:柳樂光隆 (Jazz the New Chapter)