アート・ブレイキー、オスカー・ピーターソンといったレジェンドと共演経験を持ち伝説のジャズメッセンジャーズの一員として活躍したベニー・グリーンのニューアルバムがリリース
コロナ禍に改めて見直した自身の音楽的ルーツを辿り、巨匠らが築いたジャズスタンダードを現代に紡いだ至高のソロピアノ
★ベニーグリーン、20 年ぶりのソロ作が登場。彼に影響を与えてきたジャズの巨匠達とその作品群への愛に満ちた1枚。
★1963年生まれ、20歳の時にベティ・カーターのグループに加入し、87~89年にアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズで活動。ビバップ、ポストバップ、スウィングの各スタイルを操る彼は、ジャズの巨匠ウォルター・ビショップ・ジュニア、オスカー・ピーターソン、アート・ブレイキーなど、最高のミュージシャンたちと一緒にジャズを学び、キャリアを通じ最高峰のピアノ奏者として確固たる地位を築く。ピーターソンに至っては、「自分の真の後継者」と最上級の賛辞を浴びせる程。
★コロナ禍でトリオでのツアーができなくなったことをきっかけに、音楽と人生についての多くの考察を Facebook に投稿、また、ソロ曲の集中的な練習を始める。これが自分の目標や音楽へのアプローチを見直す良い契機となり、本作が紡ぎ出された。『Green’s Blues (Telarc, 2001)』以来 20 年ぶりのソロ作となるが、前作で披露された華やかなテクニックはなりをひそめ、メロディーを尊重することに重点を置くよう成熟を見せている。
★アルバムはジェームス・ウィリアムズの「Soulful Mr.Timmons」から始まるが、これはアート・ブレイキーの弟子になるきっかけとなった想い入れある曲。デューク・エリントンへの敬意が込められた「T Maestro」、オリジナルの「Jackie MacLean」など、ジャズの巨匠たちに捧げる渾身のソロアルバムとなった。
★国内仕様盤は、原田和典氏による解説付。
↑新譜インフォより
1. The Soulful Mr. Timmons
2. The Maestro
3. Jackie Maclean
4. Lonely Woman
5. This Here
6. Ruby, My Dear
7. Minor Mishap
8. Sunset
9. Blue Drew
10.Rouge
11.He Has Gone
メンバー:Benny Green(piano)
Recorded December 29-30, 2022
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