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2022年3月REVIEW
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暗く妖しいサスペンス・ミステリー的世界観の中で独自の美旋律性やクールなリラクゼーション理念も自然に揮われたワン&オンリーの抒情派アクション名演! CD MARK TURNER マーク・ターナー / RETURN FROM THE STARS リターン・フロム・ザ・スターズ
★マーク・ターナー / Mark Turner
現代ジャズ・テナー・サックス界を牽引する重鎮サックス奏者の一人。
オハイオ州出身、カリフォルニア州で育ち、’90年代初頭からニューヨークのジャズ界で活躍。ジョシュア・レッドマン、カート・ローゼンウィンケル、トム・ハレルらと共演を重ねながらリーダー・アルバムも約10枚リリース。ECMでは2012年にビリー・ハート・カルテット、ザ・フライ・トリオ、イーサン・アイヴァーソンとのデュオ作品などをリリースしてきたが、2014年のカルテット作品『Lathe of Heaven』がとりわけ評判となった。ブラッド・メルドーが“暖かく、深い優しさをたたえた誘惑の味”と形容した唯一無二のサックスの音色を持つ実力派。
ジェイソン・パルマー(tp): 10年前にバンドのサイドメンとして初めて出会った。その後、マークはパルマーが率いるプロジェクト(Places、Rhyme and Reason、The Concert)に参加し、レコーディングにも参加している。マークは、パルマーの優れた資質として、「未知のゾーンに進んでいく意欲」を挙げている。二人は音楽について百科事典のような知識を共有しているそう。ボストン・フェニックス紙は、パルマーについて「確かな音色とソロの冷静な熟考で火をつける」と評している。NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)によれば、ターナーは「革新的な音の特徴、ある種の浮遊する半音階性、リズムへの配慮、繊細さに満ちた軽快な音色を持っている」のだそうで似たような二人ともいえる。ECM録音初参加。
●エンリコ・ラヴァ、ビリー・ハート・カルテット、フライ・トリオ(ジェフ・バラード、ラリー・グレナディアと)、ステファノ・ボラーニとの録音に彼のサックスの芸術性とその音楽性を持ち込み、最近ではイーサン・アイヴァーソンとのデュオ録音『Temporary Kings』で重要な存在になり、ここ十数年のECMの録音に頻繁に参加しているマーク・ターナーの2014年『Lathe of Heaven』以来となる彼のリーダー・カルテット作品。
★前カルテット作品『Lathe of Heaven』でもベースを担当していたジョー・マーティン以外は新メンバーとなり、NYを拠点に活動するトランぺッター、ジェイソン・パルマー、カリフォルニアに拠点を置き、これまでウェイン・ショーターやハービー・ハンコックのツアー・バンドで参加してきた経験を持つドラマー、ジョナサン・ピンソンが参加。
●エンリコ・ラヴァ、ビリー・ハート・カルテット、フライ・トリオ(ジェフ・バラード、ラリー・グレナディアと)、ステファノ・ボラーニとの録音に彼のサックスの芸術性とその音楽性を持ち込み、最近ではイーサン・アイヴァーソンとのデュオ録音『Temporary Kings』で重要な存在になり、ここ十数年のECMの録音に頻繁に参加しているマーク・ターナーの2014年『Lathe of Heaven』以来となる彼のリーダー・カルテット作品。
★前カルテット作品『Lathe of Heaven』でもベースを担当していたジョー・マーティン以外は新メンバーとなり、NYを拠点に活動するトランぺッター、ジェイソン・パルマー、カリフォルニアに拠点を置き、これまでウェイン・ショーターやハービー・ハンコックのツアー・バンドで参加してきた経験を持つドラマー、ジョナサン・ピンソンが参加。