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2021年8月REVIEW
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繊細で端正なしっとりとしたヨーロピアン耽美派ロマンティシズム傾向と、小粋で渋い唄物バップ・ブルース感覚を兼備したリリカル・ピアノ・トリオの謹製品 CD FREDERIK VILLMOW TRIO フレーデリク・ヴィルモウ / MOTION
商品詳細
★ノルウェー-オスロを拠点にヨーロッパ一円で幅広い人脈の中、活躍しているドイツ出身の若手ドラマー:フレーデリク・ヴィルモウ(1993年ドイツのケルン生まれ)の、好評だったAMP Music & Recordsよりのデビュー作(トーマス・フランク-ts参加のコペンハーゲン・ライヴ)に続いてのセカンド・アルバムがLosenから登場、=今回はヴェテラン・ピアニスト:ヴィーグライク・ストロース(1963〜)をフィーチュアしたノルウェジアン・ピアノ・トリオによる一編。
1. Open Landscape Two (Frederik Villmow)
2. December Waltz (Frederik Villmow)
3. Slow Motion (Frederik Villmow)
4. Blame It On My Youth (Oscar Levant)
5. Like Someone In Love (Jimmy Van Heusen)
6. A Lovely Way To Spend An Evening (Jimmy McHugh)
7. Open Landscape One (Frederik Villmow)
Vigleik Storaas (piano)
Bjørn Marius Hegge (bass)
Frederik Villmow (drums)
フレーデリク・ヴィルモウ Fredereik Villmow は、1993年、ドイツのケルンに生まれました。父は、ケルン・ビッグバンドのリーダーとして知られるサクソフォーン・プレーヤー、ミヒャエル・ヴィルモウ。フレーデリクは、ジャズシーンで名声の高いトロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)ジャズ科で修士号を取得。オスロに住み、ドラマー、作曲家、バンドリーダーとしての活動を行っています。彼は、幅広い人脈をもち、デンマークのトマス・フランク、カール・ヴィンター、ノルウェーのヴィーグライク・ストロース Vigleik Straas、ビョルン・マリウス・ヘッゲ Bjørn Marius Hegge、イングランドのアラン・スキッドモアをはじめとするプレーヤーや、スウェーデンのマッツ・ホルムクヴィスト・ビッグバンド、オランダのメトロポール・オーケストラといったアンサンブルと共演してきました。バンドリーダーとしての最初のアルバム、「ジャズハウス・モンマルトル」のライヴを収録した『Frederick Villmow Quartet feat. Tomas Franck - Live in Copenhagen』を2019年にリリース。日本の「Jazz Japan」「Jazz Life」など、各国のジャーナリズムから高く評価されました。Losen Records が初めてリリースするフレーデリクの『Motion』は、彼のアルバム第2作。ヴィーグライク・ストロースのピアノ、ビョルン・マリウス・ヘッゲのベースと組んだトリオで演奏する初めての録音です。2曲の《Open Landscape》《December Waltz》など、彼が作曲した「抒情的」な作品と3曲のスタンダード・ナンバーが好対照のプログラムが組まれています。(新譜案内より)