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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > GUITAR粋でイナセでアーシー・ブルージーな熱血さと吟醸味に満ちた硬派男気ギターがノリノリに冴える痛快芳醇編! CD NICOLA MINGO 二コラ・ミンゴ / BLUES TRAVEL
商品詳細
★イタリアのキャリアある正統派ギタリスト:二コラ・ミンゴ(伊ミラノ出身)の、ピアノ・トリオを伴ったカルテットによる、ウェス・モンゴメリー他、先人達へのオマージュが込められた一編。

★コクっぽい濃厚な旨味と潤いを湛え、また歯切れよく鋭角的にキビキビ・カクカク折れ曲がるような硬質な風合いもある、実にテイスティーな、重心の安定したトーンのギターが、「バップ+アーシー」的な語法を基本身上とする硬派で勇み肌の敏活プレイを精悍そうに紡いで、何とも頼もしい堂々たる華を成し、一方、ハードでスクエアーな殺陣ワザと端麗優美なリリカル文体(もしくは小唄的ファンキー節)を混合しつつ半ドラマティックに立ち回るピアノの助演も、手堅く絶妙にコントラスト的彩りを添えて泰然と魅力を際立たせた、全体を通じブルース色に富んだ適度に熱っぽくイキな男気ある快演の連続で、スカッと昂揚させてくれる壮快内容。

★ブルース&バップ魂と歌心そして揺るぎない鉄板のスイング感に貫かれた、徹底して伝統を重んじる極めて真っ当な「ハード・バップ・ギター物の鑑!」とも云うべき、タフで雄渾で漢たる正攻法勝負熱演が軒昂げに、エネルギッシュに展開され、パワフルな圧倒的推進力と跳躍闊歩感に溢れた道程の中で、リズム隊の一丸となった何げに手数の多い猛烈ダイナミズム攻勢に上手い按配でプッシュされ、触発されながら、ミンゴ(g)の、キレ味シャープでありつつしっかり骨太でもある全く迷いのない、そしてブレのない豪快にして律儀一徹なアドリブ活躍が超芳醇に冴え渡ってゴキゲンだ。

→オクターヴ技を活用したウェス似な、灼熱のパッションがハジけるような速射アクションや、クリスチャン〜ケッセル系バップ・ギターのオーソドキシーにキッチリ則った渋〜い立ち回りの型っぽい陰影的フレージング、そしてベンソンやグリーンの流れを汲んだダウン・トゥ・アースでソウルフルな黒さ濃い節回し、といった具合で、モダン・ギターの正統ド真ん中を確固と驀進し続けるその、粋でイナセで吟醸味一杯な鳴音のあり様は、一点も揺らがぬ説得力とこってりしたウマさに満ちていて云うことなし。

★肩肘張らない自然体の溌溂さを貫きながら、ソリッド・バピッシュだったりマイルド・メロディックだったりアーシー・ブルージーだったりモーダル・アグレッシヴだったりと、局面に応じた極めて的確な変転を見せるA・レーア(p)の役者ぶりも中々きららかに光る。

01. Wayne's Blues
02. To Pinot
03. Wes Blue
04. Song For You
05. New Step
06. Art's Legacy
07. Speak Low
08. Blues Travel
09. Mynah Bird Blues
10. There Is No Greater Love
11. Jingles
12. Lotus Blossom
13. Double Strings Blues (guitar & bass duo)

Nicola Mingo ニコラ・ミンゴ (guitar)
Andrea Rea アンドレア・レーア (piano except 13)
Giorgio Rosciglione ジョルジオ・ロスチリオーネ (double bass)
Gegè Munari ジェジェ・ムナーリ (drums except 13)

2018年4月24,25,26日イタリア-ローマのGroove Farm Studios録音
(2019年イタリア作品)

レーベル:Alfa Music

在庫切れ
可能な限りお取り寄せ致します

スリーブケース仕様CD


粋でイナセでアーシー・ブルージーな熱血さと吟醸味に満ちた硬派男気ギターがノリノリに冴える痛快芳醇編! CD NICOLA MINGO 二コラ・ミンゴ / BLUES TRAVEL[AFMCD 219]

販売価格: 2,250円(税込)
数量:
商品情報
ALFA MUSIC

Nicola Mingo(guitar), Andrea Rea(piano), Giorgio Rosciglione (double bass), Gegè Munari(drums)
多くのファンに愛されヨーロッパを代表するイタリアのギタリスト、ニコラ・ミンゴ。最新作その名も「Blues Travel」は、ハロルド・マバーンによって書かれ、ウェス・モンゴメリーとハロルド・マバーン自身の歴史的録音で演奏されたウェイン・ショーターへのオマージュにはじまり、ナポリのブルースマンの典型的なハーモニーとメロディーで繰り広げるピノ・ダニエレのメロディックなブルースのオマージュ。ストップコードと繰り返しのオクターヴ・フレーズ、ウェスの典型的な要素で構築されたウェス・モンゴメリーの天才へのオマージュや、すでにジョン・コルトレーン、フィル・ウッズ、特にブルーノートを代表するギタリスト、グラント・グリーンなどの歴史的偉大なアーティストによって演奏された「SPEAK LOW」など。共演のアンドレア・レーア(piano), ジョルジオ・ロスチリオーネ(double bass)、ジェジェ・ムナーリ(drums)の凄腕達の切れ味抜群の演奏も最高のボルテージ。テクニックだけでない心で描く熱いブルースに圧巻される。(新譜案内より)