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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)ファンキー&パッショネートな威勢のいい熱血アルト・ブロウと達観したような寡黙で渋〜い醸熟ギター・プレイが超芳醇に融け合うソウル・ジャズの真骨頂! CD 土岐 英史 feat. 竹田 一彦 HIDEFUMI TOKI FEAT. KAZUHIKO TAKEDA / THE GUITAR MAN
商品詳細
★円熟の絶好調ぶりが続く、プロ・キャリア50年超となる本邦モダン・ジャズ・アルトサックスの第一人者:土岐英史(1950年兵庫県神戸市生まれ)の、今回は、予てより土岐が共演を熱望していたという関西ジャズ界の重鎮、=大ヴェテラン・ギタリスト:竹田一彦(1936年奈良県天理市生まれ)を迎えたオルガン・カルテットによる一編。

★こってりじんわりとアーシー・テイストを振りまくオルガンや、歯切れよく精確巧緻に律動スイングするドラム、らにガッチリ支えられ、触発されながら、勇み肌っぽく熱血パッションもほとばしった逞しき隆々アルトの敏捷ダイナミック咆哮や、抑制を利かせて音数少なにしかししっかり余情豊かな渋〜いブルース節を唄う醸熟ギター、らがひたすらテイスティー・グルーヴィーに芳醇の極みとも云うべき濃厚な見せ場を堂々悠々と飾ってゆく、全編ホットなエモーションに溢れながらも大船に乗った気分で心地よく超おいしい音空間にハマらせてくれる会心打内容。

★ブルース色と歌心を満載したソウル・ジャズ〜オルガン・ジャズの王道ド真ん中を嬉々として愉しげに邁進する、イキでイナセでノリのいい、和気あいあいにして開放感ある大衆派エンタテインメント指向の道程が溌剌調子で滑脱に形成されてゆき、奥平(ds)や宮川(org)の手堅くも中々芸の細かいディテールまで行き届いたプロフェッショナルなサポート、も確固と頼もしげに魅力を際立たせる中、土岐(as)や竹田(g)の、ほぼ一貫して肩の力の抜けた自然体を保ち、作為を排してどこまでも伸び伸びと長年鍛え上げ熟練してきた得意ワザの繰り出しに興じきり、また気さくな対話・交歓をにこやかに楽しむかのような、巧まずして深い含蓄あるソロの競演or掛け合いリレーが、何ともおおらかで旨味たっぷりの豊作ぶりを呈してゴキゲンだ。

★土岐(as)の、腰を据えて力強くもしなやかにアツい激情や吟醸ソウルを活写する、音だけ聴いていると結構ヤングでちょっとやんちゃそうな威勢のよさある勇猛精悍気質っぽい雄叫びファンキー・ブロウ!、が生鮮度も抜群の凛々しき花形スター然たる映えを示していて実に壮快で、一方竹田(g)の、やや達観したようでもある寡黙な燻し銀風の、質素めで節度を保ったシブすぎる伝統的バップ・プレイを簡潔に、ストイックに紡ぎ、後には何とも云えぬ幽玄雅趣めいた余韻が残る、という、その、枯淡とまでは行かないがある種の恬淡さ(あっさり感)を宿した行間&ウィットに富む、それでいてばっちりダウン・トゥ・アースな語り口の妙が、これまたさすが絶品。表情豊かでイキのいい跳ね躍り様を見せる宮川(org)の攻勢も好アクセント。

1. The Guitar Man
2. Two Flowers
3. Everything Happens To Me
4. Breaking Dawn
5. Gee Baby, Ain't I Good To You
6. My One And Only Love
7. On The Trail
8. Blues In C

土岐 英史 (alto saxophone)
竹田 一彦 (guitar)
宮川 純 (organ)
奥平 真吾 (drums)

2020年日本作品

レーベル:Days of Delight

在庫有り
国内制作CD

ファンキー&パッショネートな威勢のいい熱血アルト・ブロウと達観したような寡黙で渋〜い醸熟ギター・プレイが超芳醇に融け合うソウル・ジャズの真骨頂! CD 土岐 英史 feat. 竹田 一彦 HIDEFUMI TOKI FEAT. KAZUHIKO TAKEDA / THE GUITAR MAN[DOD 009]

販売価格: 2,100円(税込)
数量:
商品情報
DAYS OF DELIGHT

★ギターレジェンド竹田一彦と共に送り出す珠玉のブルース&バラード

★今回、土岐英史が組むのは、御年 84歳にして現役バリバリのギタリスト・竹田一彦。ギターフリークの土岐がかねて共演を希望していた関西ジャズ界の重鎮です。脇を固めるのは、ジャズシーンの先端を走るマルチ鍵盤奏者の宮川純と日本を代表するドラマーの奥平真吾。4人の腕利きプレイヤーが極上のサウンドを醸します。
★当代随一のブルースフィーリングをもつ土岐と竹田が絡み合うブルース&バラードはまさに絶品。レジェンドたちがつくり出す至福の時間をお楽しみください。

★ジャズに限らずどんなクリエイティブでも、基本をきちんとやることほどむずかしいことはありません。それができるミュージシャン、その意味や価値をわかっているミュージシャンが、ともにジャズを演奏できる歓びを共有した瞬間に、至福への扉が開く。4 人の演奏がそれを教えてくれたような気がします」
- Days of Delight ファウンダー&プロデューサー 平野暁臣 -