★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★既存のジャズの枠を越えて自身の音楽性を追求し、音楽史に大きな足跡を残してきた3人のミュージシャン。南アフリカ、アメリカ、パナマと異なる血が融合するセッションはときにシリアスで物悲しく、ときに牧歌的で優しい。第三世界の情景が眼前に迫る歴史的セッション。1972年録音。(メーカーインフォ)
1. ドンの歌
2. チェリー
3. ブラ・ジョー・フロム・キリマンジャロ
4. ジャブラニ=イースター・ジョイ
5. ワヤ・ワ・エゴリ
6. スワジ
7. ワェー・ワェー・オー
Dollar Brand ダラー・ブランド(piano)
Don Cherry ドン・チェリー(trumpet)
Carlos Ward カルロス・ワード(alto saxophone,percussion)
1972年11月14日 ジャズ・ハウス、モンマルトル 録音
オリジナル発売年1974年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
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