★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★その音楽性と存在感で“前衛ジャズ”を体現し続けたピアニスト、セシル・テイラー。1973年にジミー・ライオンズ、アンドリュー・シリルとともに来日。本作はこのとき東京を舞台に行われた圧倒的なライヴ・パフォーマンスを記録したもの。テイラーの代表作のひとつに数えられる傑作である。(メーカーインフォ)
1. アキサキラ - 1
2. アキサキラ - 2
セシル・テイラー (p)
ジミー・ライオンズ (as)
アンドリュー・シリル (ds)
1973年5月22日 厚生年金大ホール 東京 録音
オリジナル発売年1973年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
在庫有り
CD