★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★シカゴのジャズ組織AACMから世界に進出したサックス奏者、アンソニー・ブラクストン。長きに亘り前衛ジャズ・シーンに強い影響を与えてきたが、初期活動の集大成となったのが1972年にタウン・ホールで行われた本ライヴである。奏者/作曲家としての才が爆発した怒涛の67分を完全収録。(メーカーインフォ)
1. コンポジション I / コンポジション II
2. オール・ザ・シングス・ユー・アー
3. コンポジション III
アンソニー・ブラクストン(reeds)
ジョン・スタッブルフィールド(reeds)
デヴィッド・ホーランド(b)
フィリップ・ウィルソン(percus)
バリー・アルトシュル(percus, marimba)
ジーン・リー(vo)
1972年5月22日 タウン・ホールNY 録音
オリジナル発売年1972年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
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CD