★古くから海外ミュージシャンの招聘やレコードの輸入に熱心だった日本は世界有数のジャズ大国であり、ジャズマンたちにとっても大切な活動の場/市場となっていた。様々な交流を持つなか、来日したミュージシャンが日本で録音したり、日本のプロデューサーが現地に赴いて録音したりと、日本でのみリリースされた作品も少なくない。なかでも海外ミュージシャンの作品制作に力を入れていたのがトリオ・レコードである。ハードバップからフリージャズまでその数は膨大で、クオリティも高い。近年世界的に再び注目を集める“日本制作作品”。その魅力に迫る。
★1975年、ついに苦境からの復帰を果たしたアート・ペッパー。復帰作とされる『Living Legend』以前、1975年2月14日に行われたライヴの模様を録音したのが本作。再び聴衆の前に出る喜びと気負い。その力感みなぎるプレイに感動を禁じ得ない。新生ペッパーの姿を鮮やかに捉えた貴重な記録。(メーカーインフォ)
1. フットヒル・ブルース
2. 四月の思い出
3. ヒアズ・ザット・レイニー・デイ
4. チェロキー
アート・ペッパー(as)
フレッド・アトウッド(b)
ジミー・スミス(ds)
トミー・グミナ(synth)
1975年2月14日フットヒル・カレッジL.A.録音
オリジナル発売年1983年
解説:原田 和典
監修:尾川 雄介
在庫有り
CD