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ホーム日本のジャズ (JAZZ IN JAPAN)抒情的グルーヴ・アクション熱演♪ 松風 鉱一 ZEKATSUMA AKUSTIK TRIO / ゲストハウスで昼寝
商品詳細
★1970年代よりALM(コジマ録音)、トリオ、アケタズ・ディスク、おーらい等へユニークな吹き込みを残して来、自己コンボで旺盛に活動する一方、富樫雅彦や渋谷毅のオーケストラでも辣腕を発揮、カルテットによる前作「Private Notesも好評を得ていた、マルチ・リードの個性的ベテラン:松風鉱一(1948年静岡市生まれ)の、再び同カルテットを率いての快作=2005年3月から2006年2月にかけての東京での5回のセッションをまとめた構成。曲は本人のオリジナル中心。

★滑脱でリズミカルなノリのよさと、こってり濃厚な吟醸味、そしてパンキッシュ&レイジーな飄々ムード、に支配された、骨格も太いコンテンポラリー感覚の抒情的グルーヴ・アクション熱演が豪放に展開される、中々の独創編である。威勢よく弾みのいいダイナミックな舞踏的ビート轟鳴(パターンは様々で、小回りの利いたシャープな跳躍的エレキベース・サウンドが巧い効果を上げている)に乗せての、「ブルース」を基調とした猛々しくもおおらかな突撃驀進が続く。

★大方は重心の安定したキレのあるノリノリのグルーヴ感を醸成しつつも、そこかしこに変則的で不定形な崩し音を混ぜ込んでくるds&elbのゲリラティックな立ち回りや、時折ノイジーな音響を繰り出してパンキッシュ気分を鮮烈に振りまくg、らの暗躍?が奏効して、荒っぽくちょっと猥雑な風合いも演出される中、主役reedの、楽器を次々と持ち替えながらの、ブルージー&スピリチュアルな武骨めの情味に溢れた、奔放で包容力ある熱い即興ブローイングが頼もしげに見せ場を飾ってゆく。

★とりわけ、tsでのロリンズばりの図太くハード・ドライヴィングな旨口咆哮や、bclによる深遠でアブストラクトな瞑想的(バラード風)プレイ、が忘れ難く、またg者の、正攻法の落ち着いたバップ・ブルース的アプローチとアナーキーなピリ辛アクション攻勢、を的確自在に使い分けた助演も美味しく際立った、怒濤の大迫力とハートフルな牧歌ムードに気持ちよく呑み込まれる思いの痛快編。

1. ライフタイム・ブルース 5:28
2. あや 6:33
3. オールド・伝馬町スト リート 9:14
4. 川の中へ 4:58
5. 焼酎島の黒木さん 6:39
6. ゲストハウスで昼寝 8:33
7. ちりめんじゃこの歌 8:40
8. 泣いたり笑っ たり 9:16
9. バンブー・ジャム 6:43
10. ずっとふたりで 5:10

松風 鉱一 (tenor sax,alto sax,bamboo sax,bass clarinet,flute)
加藤 崇之 (guitar,acoustic guitar)
水谷 浩章 (bass)
外山 明 (drums)

2005年3月〜2006年2月、国立「ノー・トランクス」で録音
*絶賛を集めた前作 『Private Notes』に続く、現行カルテットの第2弾。再び国立「ノー・トランクス」での、ライヴおよび閉店日の 合計5回のセッションから選曲しました。同一グループと思えないほど毎回異なる表情を見せるこのカルテットの魅力が、本作には凝縮されています。(メーカー・インフォ)

レーベル:Studio Wee

在庫有り
三つ折り紙ジャケット仕様CD

抒情的グルーヴ・アクション熱演♪ 松風 鉱一 ZEKATSUMA AKUSTIK TRIO / ゲストハウスで昼寝[SW 403]

販売価格: 2,980円(税込)
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