ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > DRUMSリズミカル・グルーヴィーかつミステリアスに苦味走ったシリアス筋フューチャー・ファンクの独創的会心打! CD JEFF BALLARD ジェフ・バラード / FAIRGROUNDS フェアグランズ
商品詳細
★1980年代後期にレイ・チャールズのツアー・メンバー並びにチャールズのビッグ・バンドのレギュラーとして頭角を現し、90年にはニューヨークに拠点を固めて、主流派シーン第一線で多彩な人脈の中、精力的に活動、ブラッド・メルドー・トリオ、チック・コリアのオリジンやニュー・トリオ、SFジャズ・コレクティヴ、ラリー・グレナディア(10代の頃からの盟友)&マーク・ターナーとのユニット:FLYなど、数々の重要グループで多才ぶりを発揮してきた、進取性にも富むオールラウンドな現代ジャズ・ドラムの確たる実力者:ジェフ・バラード(1963年カリフォルニア州サンタクルーズ生まれ)の、待望のセカンド・リーダー・アルバム。
★今回は、(前作からの続投となる)リオーネル・ルエケ(g,vo)やケヴィン・ヘイズ(p,key,vo)ら参加のレギュラー・クインテットに、2人のゲスト:クリス・チーク(ts)とマーク・ターナー(ts)も各々2曲ずつ加わりながらの、2015年3月のヨーロッパ・ツアーにおける各地でのライヴ音源をまとめた、中々密度の濃い一編。
★スピーディーで変幻自在の予断を許さぬドラム鳴動が、ゲリラティックかつしっかり骨芯の通ったグルーヴを鋭く醸成する中で、ギターやエレピ、ピアノ、キーボード等が、ある時はファンク・ロック調のリズミカルで熱っぽい立ち回りを、ある時はアンビエントっぽく夢幻的で妖しい蠢きを見せて、切れのあるスリリングそしてテイスティーな見せ場を色彩感満点に飾ってゆく、誠に清新な興奮や感動並びにノリのよさに溢れた敢闘内容。
★独特の機動的・変則的ビート感覚も十二分に活かされた、概ね「コンテンポラリー・(もしくは所謂フューチャー系=未来派)ファンク」の部類に入ると思しき、甘さは控えめのハードボイルドで幾分ダークな趣のアクション妙演がダイナミックに、なおかつきめ細やかに展開され、バラード(ds,per)の、奔放苛烈でいて決してブレなく確固とした基底サウンドを、=グルーヴィーなリズムを形成する、瞬発力抜群の遊撃ぶりに上手く刺激され、ノセられながら、各人の、あくまでリアル・ジャズらしいシリアスさや吟醸的旨味を失わない迫真のアドリブ奮戦が、心地よいグルーヴ感を伴いつつもシャープ&ソリッドに眩いキレを見せて快調だ。
★ルエケ(g)のブルース(&ロック)・フィーリング溢れる泣きの利いた哀愁躍動節や、ヘイズ(p)の苦味走ったモーダル・バピッシュなストレートアヘッド体質のダイナミズム攻勢、Rende(elp)の、硬質ファンク色一杯かつミステリアスなノリノリのグルーヴ技、チーク(ts)のアーシーでソウルフルな旨口ブロウ、ターナー(ts)の思わずピリッとさせるビター・テイストの半遊泳的(無重力的?)でちょっと不思議な、たゆたう如き立ち回り、など、極めて鮮麗で美味いソロの名場面が目白押し。

01. Grounds Entrance (2:57)
02. YEAH PETE! (5:44)
03. The Man's Gone (3:56)
04. I Saw A Movie (4:47)
05. Hit The Dirt (5:56)
06. Twelv8 (2:15)
07. Marche Exotique (5:19)
08. Grungy Brew (4:38)
09. Miro (7:41)
10. Soft Rock (5:24)
11. Cherokee Rose (3:51)

Lionel Loueke (guitar, vocal)
Kevin Hays (piano, keyboards, vocal)
Pete Rende (piano, electric piano)
Reid Anderson (electronics, bass?)
Jeff Ballard (drums, percussion)

guests:
Chris Cheek (tenor saxophone on 5, 11)
Mark Turner (tenor saxophone on 6, 8)

2015年3月1日〜20日ヨーロッパ各地(Amsterdam, Berlin, Dublin, Munich, Molde, Odense, Paris, Rome, Tours, Terrassa, Vienna, Zurich)でのライヴ録音
2019年作品(英Edition Records原盤)

レーベル:Inpartmaint

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

国内CD




リズミカル・グルーヴィーかつミステリアスに苦味走ったシリアス筋フューチャー・ファンクの独創的会心打! CD JEFF BALLARD ジェフ・バラード / FAIRGROUNDS フェアグランズ[IPM 8106]

販売価格: 2,360円(税込)
数量:
商品情報
インパートメント

USトップ・ドラマーのジェフ・バラードが、ソロ名義2枚目となる衝撃的なアルバムを発表。ジャズ/インプロ/ロック/エレクトロからアフリカンまで飲み込んだ、自由な冒険精神とプリミティヴな衝動、そして知的興奮がリスナーを突き動かす、会心の一枚。

ブラッド・メルドー/チック・コリア/パット・メセニーと共演し、その独創的かつ冒険心溢れる演奏スタイルで知られる米国のトップ・ドラマー、ジェフ・バラード。彼にとって2作目となるリーダー・アルバムが「NEW MUSIC. NEW THINKING」を掲げてヨーロピアン・ジャズを刷新する英国のレーベル、エディション・レコードからリリース。リオネル・ルエケ(ギター)、ケヴィン・ヘイズ(ピアノ/キーボード)、リード・アンダーソン(エレクトロニクス)、ピート・レンデ(ローズ・ピアノ/シンセ)という強力な布陣で作り上げた本作は、自由かつイマジネイティヴな冒険精神に満ちた、ジェフ・バラードのキャリアでも重要作となる一枚。(メーカーインフォ)