★「彼女は、歌は、ただ音符を演奏するのではなく、そこに歌われている内容を如何に理解して自分のものとして表現するかが大切だ。技術もさるものながら、歌に対する哲学、心の持ち方が重要だとしている。これは、多くの先輩たちから直接、間接的に教わってきたことだった。」・・・高田敬三(前作ライナーより)
「初めてこのアルバムを聴いたときに思い出したのは、シナトラがグルーミーに囁く“It’s quarter to three…”ではなくて、ルビー・ブラフとエリス・ラーキンスがデュオで演奏するアナログ盤だった。彼らの二人のように、深淵な意図でデニスとペトラの魂は結びつき、私達リスナーは彼らの演奏の中に自分が過ごした幾千の夜を思い出すのだ。」・・・オリジナル・ライナーより