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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > VOCAL晴朗で爽やかかつグルーミーな憂さも仄めく練達のフォーキー・ブルージー歌唱、絶好調! SHM-CD MADELEINE PEYROUX マデリン・ペルー / ANTHEM +1 アンセム +1
商品詳細
ヴェテランの貫祿も増してきたソングライター肌の人気女性歌手(兼ギタリスト):マデリン・ペルー(1974年ジョージア州アセンズ生まれ)の、今回は、精鋭揃いの変動的コンボをバックにしての、また一段と気迫のこもった力強い一編。

★甘さと渋味が絶妙に融け合った、落ち着き〜安定感ある、それでいて伸縮自在のバネっぽいしなやかさも備えた中音域の艶やかヴォイスによる、ブルース・センスとリズム感覚抜群のイキで晴朗なスモーキー・グルーヴィー演唱が、さすが何げに磨き抜かれたシブ清々しい真価を悠々揮いきった会心打内容。

★コンテンポラリー・ジャズとポップス(ブルース・ロック?)の間を自在に往来する風な今日流SSW派らしいスタイルに乗せての、インスト面のカラフル&テイスティーな魅力も光った快活でノリのいい行き方が続き、ペルー(vo)の、軽やかで飄々とした、かつ巧まず行間含蓄にも富んだ自然体調子の優しい歌い回しが、一貫して余裕と風格ある中々懐深げな冴え渡り様を見せて好調だ。

★→半牧歌的でフォーキー・ブルージー(時にはファンク調になったりとかも)な旨口スタイルを基調とし、表面上はわりかしサラリとした爽やかでおおらかげな風合いを呈しながら、しかしその内側からはノワールでグルーミーな独特の憂さやけだるさも自ずと滲み出てくる、という、簡潔流麗にして幽玄豊かな朝飯前っぽい語り口は全く見事、全く鮮やかで、トロンボーン、サックス、トランペットらの純ジャズ色濃いソロ(或いはフォークなハーモニカとか)とも上手くマッチしつつ、ひたすら軽々と歩を進めてゆく歌声のあり様は、誠に清新そしてアジな吟醸的情趣もたっぷりで好感度絶大。

1. On My Own
2. Down On Me
3. Party Time
4. Anthem
5. All My Heroes
6. On A Sunday Afternoon
7. The Brand New Deal
8. Lullaby
9. Honey Party
10. The Ghosts Of Tomorrow
11. We Might As Well Dance
12. Liberte
(日本盤 ボーナス・トラック)
13. Last Night When We Were Young

Madeleine Peyroux (vocal, guitar)
Chris Cheek (sax)
Dean Parks (guitar, pedal steel)
David Baerwald (guitar)
Patrick Warren (piano, electric piano, organ)
Pete Kuzma (organ)
Larry Klein (bass, keyboard, percussion, guitar)
Brian MacLeod (drums, percussion)
Jay Bellerose (drums)
Luciana Souza (vocal)


2018年作品
解説:宮子 和眞
歌詞・対訳付

レーベル:Universal Music Japan

在庫有り
SHM-CD


晴朗で爽やかかつグルーミーな憂さも仄めく練達のフォーキー・ブルージー歌唱、絶好調! SHM-CD MADELEINE PEYROUX マデリン・ペルー / ANTHEM +1 アンセム +1[UCCM 1247]

販売価格: 2,730円(税込)
数量:
商品情報
DECCA

★「21世紀のビリー・ホリデイ」と称されるシンガー・ソングライター、マデリン・ペルーの約2年ぶりとなる9作目のニュー・アルバムがリリース。

★映画『シェイプ・オブ・ウォーター』で楽曲が使用され再び注目を集めるシンガー・ソングライター、マデリン・ペルーの9作目となるニュー・アルバム。
●「21世紀のビリー・ホリデイ」と称されるシンガー・ソングライター。アカデミー賞最多4部門受賞した映画『シェイプ・オブ・ウォーター』にて過去のアルバムに収録された「ラ・ジャヴァネーズ」が使用され、再び注目を集める中、ニュー・アルバムをリリース。
★マデリンの大ヒット作を手掛けてきた名匠ラリー・クラインとの共同プロデュース作で、パトリック・ウォーレン、ブライアン・マクロード、デヴィッド・ベアウォルドなどの作曲家/ミュージシャンとコラボし、チームとして楽曲を制作。世界情勢に想いを馳せながら、人生における様々なチャレンジに直面する人々のストーリーを紡いだ歌詞の世界を表現。サウンドもシンプルで親しみやすいものとなっています。
●アルバム・タイトル曲の「アンセム」は、レナード・コーエンのカヴァー。■アルバム『ドリームランド』で1996年にデビュー、これまでの22年間で8枚のアルバムをリリース、ジャズの枠を広げてきたシンガーソングライターの一人。今年のアカデミー賞で最多4部門を受賞した映画『シェイプ・オブ・ウォーター』ではアルバム『ハーフ・ザ・パーフェクト・ワールド』に収録されているゲンスブールのカヴァー「ラ・ジャヴァネーズ」が使用され、注目を集めた中での好リリース。
★本人いわく、「本作はもっとも力の入った作品」とのこと、数ヶ月もスタジオで作業をし、オリジナル1曲1曲のあるべきサウンドを追求し、その曲が自然と向かう方向に任せてマスタリングしたとのこと、シンプルながら力強く、マデリン・ペルーならではのリラックスしたナンバーに酔いしれることのできる作品!
(新譜案内より)