ジャズのCD,LPをご紹介します。メジャーからマイナー、自主制作盤までジャズのCD,LPをお届け致します。



catfishrecordsをフォローしましょう

ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > PIANOファンキー・グルーヴィーでマイルド・メロディックな娯楽派ワンホーン・ハード・バップの鑑!痛快!!! CD IGNASI TERRAZA TRIO & LUIGI GRASSO イグナシ・テラーサ、 ルイージ・グラッソ / LOOKING BACK AND MOVING FORWARD
商品詳細
★ベテランの域に達してきたお馴染みスペインの人気ピアニスト:イグナシ・テラーサ(1962年スペインのバルセロナ生まれ)の、今回は、自身の率いるレギュラー・トリオに、イタリア出身のアルトサックス奏者:ルイージ・グラッソ(1986年生まれ、ローティーン期よりプロとして活動、2010年にパリへ移り、以降、汎ヨーロッパ的な広域規模で活躍を続ける)を加えたカルテット体制基本での一編。
★ひたすらスイスイと流麗な波乗り調子で何とも味のある美メロを歌い綴るアルトと、スクエアー・バピッシュに締まりを利かせつつブルース小唄風の粋なフレーズも繰り出す、堅固にして軽みあるピアノ、のコンビネーションにより、歯切れよくノリノリかつ芳醇な旨み一杯のホッと和める快適世界、が実に洒脱に創出された好演内容。
★ウォーム&インティメイトな優しい味わいと、敏活ハツラツなイキのいいスイング感、を兼備した、そして、親しみやすい明朗な歌心やブルース由来の吟醸テイストもバッチリ有する、「躍動的な寛ぎ」とも云うべき按配絶妙のハートフル・ムードが身上のリリカル・バップ快演、が楽しげに展開され、ベース&ドラムのツボを心得た律動性抜群の手堅いサポートにガッチリ支えられ、ノセられながら、テラーサ(p)やグラッソ(as)の、肩の力も上手い具合に抜けた、衒いなく全き正攻法で歌いに歌うソロ奮戦が、文句なしの超清々しい豊作ぶりを見せてゆく。
★テラーサ(p)の、硬質で陰影濃く渋〜い殺陣の型に徹する風な伝統的バップ・イディオム技や、軽妙瀟洒なリラックス感覚溢れるファンキー節、繊細で哀愁滲むロマンティックなバラード・プレイなど、一貫してド直球な、嬉々たる意気が爽やかに伝わってくるような立ち働きが今回も絶好調で、一方グラッソ(as)の、キャノンボールを幾分かソフィスティケートしたようでもある、結構アーシーでソウルフルそれでいてクセなくサッパリ・スッキリとしたマイルド・スムース至極の舞い泳ぎっぷり、もすこぶるゴキゲンだ。

1. Terrific
2. Jovine
3. Temps De Canvi
4. Benny's Tune
5. 'Round Midnight
6. Wess Coast Blues
7. Anna
8. Noia, Jacints I Futbol
9. Blues For Tete
10. Six Times Ten
11. The Gipsy

Ignasi Terraza (piano)
Luigi Grasso (alto saxophone except 3,9)
Horacio Fumero (bass except 11)
Esteve Pi (drums except 11)
Enrique Oliver (tenor saxophone on 6,10)

2017年5月20日スペインのバルセロナ(スタジオ)録音

レーベル:Swit

在庫切れ
可能な限りお取り寄せいたします

紙ジャケット仕様CD

ファンキー・グルーヴィーでマイルド・メロディックな娯楽派ワンホーン・ハード・バップの鑑!痛快!!! CD IGNASI TERRAZA TRIO & LUIGI GRASSO イグナシ・テラーサ、 ルイージ・グラッソ / LOOKING BACK AND MOVING FORWARD[SWIT 26]

販売価格: 2,300円(税込)
数量:
商品情報
SWIT RECORDS

名匠Ignasi Terraza 率いるピアノトリオに若手アルト奏者Luigi Grasso が加わった注目のワンホーン・カルテット盤。自作曲を中心に固めながらも、違和感なく楽しめるストレートアヘッドな1枚。クラシック・ジャズの流れを踏襲しつつも、カタロニア人らしさも盛り込んだ21世紀のメインストリームを編み出そうとする熱気が感じられます。(新譜案内より)