★明け方の地平線から上る朝日のように次第に熱を帯びる演奏はどこか希望に満ちた明るい未来を指し示している―小山智和(MOONKS)
★作品全体としては「Horizon Suite」や「Love Will Stay」に見られる明るい未来を展望させるような曲調と「The Way of Suggestion」や「Two This Plan」のような繊細な演奏にアーティストのスタイルが色濃く映し出されていると感じた。さてここまで書いたところでアーティスト情報と曲の情報を平井氏から頂いた。収録曲の内「Days of Wine and Roses」以外は全て宮下氏のオリジナル曲とのことで、多彩な曲作りのセンスが伺い知れることと”Favorite Pianist”にFred HershやLars Jansonが挙げられていることから作品に漂う欧州的な香りを理解することができたと思う。
★本ライナーの後に宮下氏からの曲解説が載せられるとのことなので自分が抱いた曲に対する感想と実際に作曲した方の曲に対する思いを答え合わせとは言わないまでも伺えることは有難い限りだ。(新譜案内より)
01.ホライズン・スイート
02.タンタン
03.ソー・ザット・ユー・メイ・リラックス
04.ブラウン・スケッチ
05.酒とバラの日々
06.ザ・ウェイ・オブ・サジェスチョン
07.ライク・ユー、ライク・ミー
08.トゥ・ディス・プラン
09.ミスティック・エンカウンター
10.ラヴ・ウイル・ステイ
宮下 博行(piano)
小美 濃悠太(bass)
田村 陽介(drums)
升本 しのぶ(vocal on 7,10)
2016年7月4日,5日 夢スタジオ・スタジオ8(前橋)録音
在庫有り
紙ジャケット仕様CD