CATFISH RECORDS

バリー・ハリス、アラン・ジャン・マリーに師事したフランス人ピアニストによる新作。

★バリー・ハリス、アラン・ジャン・マリーに師事したフランス人ピアニストによる新作。

★パリにある名クラブ、サンセット- サンサイドのハウス・ピアニストもつとめたLaurent は、これまで、Nocturne やJazz Villageで作品をリリースし、前作はニカ夫人へのトリビュート作。ブルース感覚が息づく直球的な演奏が日本でも人気を博しましたが、今回はウディ・アレンへのトリビュート作になりました。

★ウディ・アレンと言えば、映画監督/ 俳優であるのはもちろん、ジャズを愛し、自らもクラリネットを演奏。数々の映画でジャズを巧みにとりいれ、美しいシーンを描きだしていますが、本作は、数々の映画の中から特にジャズとのつながり深い2作品『マンハッタン』『世界中がアイ・ラヴ・ユー』からインスピレーションを受けたLaurentが、それらの楽曲をアレンジして作品化しました。

★ガーシュインを始め、アメリカのロマンが音楽に滲み、響き合う演奏の数々。スウィンギーなリズムと洒落たオーケストレーションには古き良きアメリカへの憧れと浪漫が満載。また可憐さと優雅さが漂うソロ・ピアノによるM5や、トリオ演奏によるM7なども聴きもの。ヨーロッパに生まれ育った端正な佇まいをもちつつ、ブルース/ ビバップといったジャズの伝統を深く愛するアーティストの演奏にはアメリカ文化への深いリスペクトも感じられます。

★昨今では、ウディ・アレンが手がけた映画から編纂された3 枚組のオムニバス・ジャズ・アルバムも大人気。それらオリジナルとの聴き比べもまた興味深いです。(新譜案内より)

1. He Loves and She Loves (Gershwin)
2. Strike Up the Band (Gershwin)
3. All My Life (Sam H. Stept)
4. Everyone Says I Love You (Mary Bros)
5. Looking at You (Gershwin)
6. But Not For Me (Gershwin)
7. You Brought a New Kind of Love to Me (Sammy Fain)
8. I’ve Got a Crush on You (Gershwin)
9. Just You, Just Me (Jesse Greer)
10. Embraceable You (Gershwin)

Laurent Courthaliac(p)
Fabien Mary(tp)
Bastien Ballaz(tp)
Dmitry Baevsky(as)
David Sauzay(ts)
Xavier Richardeau(bs)
Clovis Nicolas(b)
Pete Van Nostrand(ds)
Jon Boutellier(orchestrations)

在庫有り
三つ折り紙ジャケットCD