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ホーム | MODERN JAZZ 楽器別 > TENOR SAX自然体で伸び伸びと遊泳するテナーが絶好調の爽快な寛ぎボッサ編♪ CD HARRY ALLEN ハリー・アレン / SOMETHING ABOUT JOBIM
商品詳細
好評だった「Quietly There」に続くハリー・アレン(1966年ワシントンDC生まれ)のStunt第2弾は、Helio Alves(p)らのブラジリアン・リズムと組み、ベテラン・スターのジョイス(vo,g)もゲストに迎えての、ジョビン名曲集。流れるように滑らかなウェイヴ感や、微妙に掠れたスモーキーな陰影味、を湛えたテナーサックスが、半脱力調子で優しく情感を歌って清々しい華を成し、エレガント&スクエアーなピアノや、クールでいて人肌の温もり感あるヴォーカル、シャープでキレのいい端麗ギター、らもそれぞれ鮮やかに彩りを添えた、心地よさバツグンの快演内容。ボッサ調あり、ハード・バップ調もありの、中々的確にメリハリのつけられた、ひたすらメロディアスでインティメイトな、和気あいあいムードの寛ぎセッション的行き方が続き、アレンの、自然体で伸び伸びと遊泳を楽しむ風なアドリブ活躍が、さすが醸熟の旨味もじんわりのゴキゲンな冴え渡り様を見せる。→レスター〜ゲッツ系のスマートな爽涼さや流線形っぽさと、ホーキンスにも通じるパンチや臭み、を併合しつつ滑脱に歩を進めてゆくその、一貫して余裕&気品を保った、そして一定の簡潔さも備わった語り口の妙は、何とも余情豊かで懐深い芳醇なる魅力に溢れており、一方、Alvesの、ロマンティックで耽美的、時にはファンキーな熱っぽさをも垣間見せる絶妙の相方ぶりや、ジョイスの、クリーンな清澄さとアンニュイな曇り感を交差させた、何げに行間ある演唱、といった辺りも好コントラストで美味しく際立っている。

1. Dindi ジンジ
2. Chovendo Na Roseira バラに降る雨
3. Captain Bacardi キャプテン・バカルディ
4. Sue Ann スー・アン
5. Theme For Jobim テーマ・フォー・ジョビン
6. Mojave モハーヴェ
7. Falando De Amor 愛の語らい
8. Antigua アンティグア
9. Angela アンジェラ
10. Voce Vai Ver ヴォセ・ヴァイ・ヴェール
11. Tema Jazz テーマ・ジャズ

Harry Allen(tenor saxophone)
Helio Alves(piano)
Rodolfo Stroeter(bass)
Tutty Moreno(drums)

guest:
Joyce(vocal on 2,5,10)(guitar on 3,5,8,10)

2015年7月6-7日NYブルックリンのSystems Two Recording Studio録音

レーベル:Stunt

在庫有り
CD

自然体で伸び伸びと遊泳するテナーが絶好調の爽快な寛ぎボッサ編♪ CD HARRY ALLEN ハリー・アレン / SOMETHING ABOUT JOBIM[STUCD 15122]

販売価格: 2,380円(税込)
数量:
商品情報
STUNT

■ヤン・ラングレン・カルテットと共演した「クワイエットリー・ゼア」でStunt Recordsデビューを果たし、2014年のトップ・セラー・アルバムとなったアメリカ重鎮テナーの一人、ハリー・アレン。Stunt第2弾では、"ボサノヴァの女王" ジョイス・モレーノをスペシャル・ゲストに迎え、ジョイス・バンドのお馴染みメンバー、エリオ・アウヴィス(ピアノ)、ホドウフォ・ストロエテール(ベース)、トゥッチ・モレーノ(ドラムス)といったブラジル・アーティストと共演したジョビン・アルバムが登場!

■これまでも複数のボサノヴァ・アルバムを発表し人気を博してきたハリー・アレンと、近年は毎年のように来日公演を行い、日本にブラジル音楽の魅力を届けてきたジョイス。20世紀ブラジル音楽を代表するミュージシャン、アントニ・カルロス・ジョビンの名曲を中心に、ジェリー・マリガン&ジョイスによる「テーマー・フォー・ジョビン」など、ジョビンにまつわるナンバーを哀愁たっぷりなテナーと充実のリズム・セクションで贈ります。(新譜案内より)