●お馴染みイタリアの人気正統派ギタリスト:グイード・ディ・レオーネ(1964〜)の、好評スタンダード集の第2弾、=今回はwithピアノ・トリオの2種カルテット体制。シャキッとした鋭い張りやキレを呈し、同時にマイルドな潤いをも湛えた、ニュアンス濃やかで端正なギター・トーンによる、哀愁豊かに清々しく美メロを歌う、正攻法の抒情的バピッシュ・プレイが爽快な絵を飾った、スッキリ風味のフレッシュ・デリシャスな好調編。歌心を何より大切にした、精悍さと和気あいあいさが絶妙に並立する直球型のリリカルなハード・バップ奏演、が溌剌と続き、ディ・レオーネの、明快でハートのこもった「メロディーの泉」然たる流麗滑脱なアドリブ技が、おいしさ抜群のシブ瑞々しい冴えを余裕で見せてゆく。クリスチャン〜ケッセル系バップ・ギターのオーソドキシーに則った、明朗できめの細かいマイルド・ブルージー・フレージングや、より骨太でホットなバレル寄りの硬派アクション、そしてまた、ベンソン〜グリーン系統のアーシー節など、その、一貫して伝統に深く根ざした、「歌謡性とブルース感覚とバップ魂」溢れる王道ワザのキレ具合は文句なく絶好調で、メリハリの利いたゴキゲンな吟醸世界がひたすら歯切れよく楽しめる。鋭角的で硬質バピッシュなPaciulli、まろやかでファンキーなMontrone、のピアノ陣も好演。
1. 'Round Midnight
2. This I Dig Of You
3. I Remember You
4. I'll Remember April
5. Waltz New
6. Daahoud
7. Laura
8. Four Brothers In Sofia
9. Full House
10. Unit Seven
11. Angel Eyes
12. Another 'Swonderful
#1,#5,#6,#9,#10,#12:
Guido Di Leone(g)
Onfrio Paciulli(p)
Francesco Angiuli(b)
Fabio Delle Foglie(ds)
#2,#3,#4,#7,#8,#11:
Guido Di Leone(g)
Bruno Montrone(p)
Dario Di Lecce(b)
Giovanni Scasciamacchia(ds)
2013年5月2,3日イタリア バーリ- Santeramo In ColleのStudio Mediterraneo録音
レーベル:
fo(u)r Jazz
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三面デジパック仕様CD