★エドワード・サイモン〜ジョン・パティトゥッチ〜ブライアン・ブレイドのトリオによるニューヨークの名クラブ、Jazz Standardでのライブ録音。
★このトリオは、ほぼ10 年の活動歴。2000 年にデヴィッド・ビニーのグループでサイモンとブライアンが出会ったことを原点とし、2003 年に、パティトゥッチ名義の“Songs,Stories, Spirituals”(Concord) で一同揃って初録音。2006 年にはいよいよトリオで“Unicity”2010 年には“Poesia”をリリースして、日本でもスマッシュ・ヒットを記録したので、記憶しているファンの方も多くいらっしゃることでしょう。
★本作は初のライブ録音。スタジオ作品では収めきれない、ソロの素晴らしさを存分に伝えたい、と思ったサイモンが録音を決意したとのことですが、単に成り行きでリリースするライブ録音作品ではなく、意図的なものが原点になった本作には、素晴らしい演奏があります。
★三者が三者とも持ち味を発揮したエキサイティングかつリリカルなトリオ演奏。
★繊細かつ、シナヤカで強靭なエドワード・サイモンのピアノに、チック・コリアでさえも魅了したパティトゥッチ、そして、ダイナミックかつ緻密で歌を感じさせるブライアン。ブライアンの素晴らしさは、参加作では必ず語られるものですが、ここでのドラミングも素晴らしすぎます。曲の展開を鮮やかにドラマティックに盛り上げるニクイ技満載の演奏にはとにかく唸らされます。
★演奏された曲目は、スタジオ作品でも披露された曲も含め、また3 人がこのライブの前にもしばしば演奏しているものの数々。リリカルかつ繊細な響きをたたえた前作のタイトル曲にもなったオープニング< Poesia >, ルシアーナ・ソウザとの縁で演奏するようになったカルロス・ジョビン作曲のM-2, ファースト・アルバムにも収録されたM-3, ライブではお馴染というコルトレーンの名曲M-4( 淡々とエキサイティング、かつ詩的な名演!)、パキート・デリベラのラストまで、慣れ親しんだ曲を中心に、ほとんどが10 分以上の演奏ながら、1曲1曲の長さを全く感じさせない演奏でリスナーを魅了します。
★ストーリー性にも富み、スタジオ作の端正な美しさはそのままに、ライブならではの熱も加わった秀逸な作品!会場の歓声も熱いです!!
※録音は2010年12月18日、19日(Poesiaリリース直後ライブです
↑新譜案内より
1. Poesia
2. Chovendo na Roseira
3. Pathless path
4. Giant Steps
5. Pere
Edward Simon(p)
John Pattitucci(b)
Brian Blade(ds)
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CD