★好評を博したG・ピーコック&P・アースキンとのトリオ作品(Jazz Club Bill Evans)やNadir Jazz録音の他、B・トマソやP・コンドレッリのサイドでも腕を揮ってきたイタリアの若手ピアニスト(1967〜)のトリオ作品。曲はオリジナル主体。端正なデリカシーと強気なダイナミズムを兼備したタッチが冴える、半インタープレイ型の躍動的抒情派演奏がメイン。冒頭曲での、何とも云えぬ引き締まった哀愁描写はいかにもヨーロピアンな趣だが、典型的ハンコック語法によるクールかつ圧倒的振幅の立体力学アクション大会曲や、ハンコック文体からマッコイ技へと推移してゆく憂愁と情熱のモーダル力投曲、辺りでは超ストレートアヘッドな硬派・正攻法路線の粋が活き活きと示される。又、まろやかで敏活なバネの利いたbのメロディアス技が見せ場を張る耽美派歌曲調、軽妙に波に乗った粋な寛ぎ小唄の世界、等々、興趣のバリエーション構成は中々周到。
1. Heavy Feeling
2. Eu Nao Existo Sem Voice
3. Toto,Peppino...E LA Dolce Vita
4. Na Voce Na Chitarra E Nu Poco E Luna
5. First Thunderstorm
6. And Now Quiet
7. We're In A Hurry
8. Recreation
9. Flight Low
10. Recreation
11. Children's Play
12. Drum Party
Francesco Nastro(piano)
Aldo Vigorito(bass)
Peppe La Pusata(drums)
2000年7月31日,8月1日 Ii Parco Studio, Napoli, Italy 録音
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