●1951年ベルギー-ブリュッセル生まれのピアニスト:シャルル・ルースの、トリオによるオリジナル曲中心の一編。非常に敏活な鋭角的律動性に溢れ、メロディアスによく歌う正攻法の(バランス感覚抜群な)抒情派演奏が紡がれる。パウエル筋のバップ・ピアノ語法に軽妙洒脱な歌物リラクゼーション路線ふうのウィットを加味したかの如きR's Groove、に代表されるように、その文体は極めて明解。ヒンヤリと涼しいサロン調の空気感を呈すスロー・バラード曲の、いかにもヨーロッパ的な耽美性=ロマンティシズム表現や、リズミックに滑進するポップ・ソングのインスト物ふうな抒情曲でのスイートなフォーク寄りの節回し、辺りの薫りある欧州ムードも妙味深し。
1.Bouncing with Charles
2.Bas('s)Groove
3.Lisette
4.Jeux d'enfants
5.R's Groove
6.L'art d'aimer
7.Why not
8.Sava
Charles Loos(p)
Sebastiaan Cooymans(b)
Dre Pallemaerts(ds)
Recorded & mixed by Dre Pallemaerts & Christof Erbstosser
July 1996 & Arpirl 1997
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限定最終入荷
デジパック仕様