対談:村田陽一×鈴木寛路(新宿ピットイン店長)より抜粋
<バンドの誕生〜「マンデイ・ナイト・オーケストラ」から「村田陽一オーケストラ」へ>
1993年3月22日の月曜日に新宿ピットイン『Tribute to Gil Evans』で初演。そして、1996年1月7日に『新宿ピットイン30 周年記念コンサート』新宿厚生年金大ホールの檜舞台に「マンデイ・ナイト・オーケストラ」として出演。
<ギル・エヴァンスのサウンドから村田陽一サウンドへ> ピアニストが辞めていったことで逆にコード感が薄くなる分、管楽器の自由度が増すし、自分がやりたい方向にものを示すときにトロンボーンでものを示す方法、このバンドは思いっきりトロンボーンを吹く場所じゃ無いんだな、というのがだんだんと自分の中の位置づけとしてあって。だから吹くよりは指揮をするとか、やはりピアノが一番方向性を示しやすい楽器だから片手で弾けたり合図ができたりするし、ピアノに座るとメンバーの顔が見える所にいるというのがすごいことだし、そうなんだなーという、ここに関してのポイントっていうのがやはりトロンボーンじゃなくてというところから、というようなことだろうね。
<ライヴ・アット・ピットン収録へ 2012年1月13日(金)>
今回の1月13日にやったライヴはメンバーが全員揃うというのがなかなかないので珍しいし、どうしようかなと考えていて、なにやら話を聞くと今年はギル・エヴァンスの生誕100周年だということがあったり、このバンドは基本的にピットインでスタートしてそこでずっと継続してきている事もあって、今回ピットインのレーベルでやることになったので、じゃギル・エヴァンスというのはこのバンドにとっての原点だったりするし、フル・メンバーで全員揃っていたりするからライヴで録れればいいね、というところでスタートしているから・・・・・・。
1. BUD AND BIRD (GIL EVANS)
2. TIME OF THE BARRACUDAS (MILES DAVIS / GIL EVANS)
3. IF YOU COULD SEE ME NOW (TADD DAMERON)
4. ROUND MIDNIGHT (THELONIOUS MONK)
5. PRIESTESS (BILLY HARPER)
6. LAS VEGAS TANGO (GIL EVANS)
7. SO WHAT (MILES DAVIS)
8. STONE FREE (JIMI HENDRIX)
■村田 陽一オーケストラ
村田 陽一(Arrange & Conduct,Trombone & Piano)
奥村 晶(Trumpet))
松島 啓之(Trumpet)
青木 泰成(Trombone)
津上 研太(Soprano Sax & Alto Sax)
竹野 昌邦(Flute & Soprano Sax & Tenor Sax)
山本 拓夫(Flute & Bass Clarinet & Baritone Sax)
三好“3吉”功郎(Guitar)
納 浩一(A.Bass & E.Bass)
佐野 康夫(Drums)
岡部洋一(Percussion)
2012年1月13日 at Jazz Club Shinjuku PIT INN 東京 録音
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W紙ジャケット仕様CD