★『誕生』 と対をなす、もうひとつの名盤。おなじみのトリオにデューイ・レッドマンを加えたアメリカン・カルテットで新たな世界を構築したキース1971年の意欲作。
●1970年代のジャズ・シーンを疾走していった、キース・ジャレットの “アメリカン・カルテット” 。 そのもっとも初期に吹き込まれた演奏には、このあとに展開されるキースの音楽的冒険の方向性が、はっきり示されている。 ゴスペル・ライクな <ジプシー・モス> 、フリーでパーカッシヴな <エル・フィシオ> の熱狂。 オーネットに捧げられた <ピース・フォー・オーネット> でキースが吹くソプラノ・サックス・プレイも、とても興味深い。
1 GYPSY MOTH / ジプシー・モス
2 TOLL ROAD / トール・ロード
3 PARDON MY RAGS / パードン・マイ・ラグス
4 PRE-JUDGEMENT ATMOSPHERE / プリ・ジャッジメント・アトモスフェア
5 EL JUICIO / エル・ジュイシオ
6 PIECE FOR ORNETTE (L.V.) / ピース・フォー・オーネット (L.V.)
7 PIECE FOR ORNETTE (S.V.) / ピース・フォー・オーネット (S.V.)
キース・ジャレット (p,ss,fl)
デューイ・レッドマン (ts)
チャーリー・ヘイデン (b)
ポール・モチアン (ds)
1971年7月8日,9日,15日,16日 録音
(STEREO)
在庫有り
SHM-CD