ブルース・フィーリングに溢れた、ファンキー・ピアノの真髄
バーバラ・キャロル、ジョイス・コリンズ等、モダン・ジャズ系の女性ピアニストは数多くいますが、ブルース・フィーリングの濃さではパティ・ボウン(1931-2008)がダントツでしょう。彼女はビリー・エクスタインやジミー・ラッシングの歌伴を経て、59年にクインシー・ジョーンズ楽団に参加。その後はジェームス・ブラウンやアレサ・フランクリンとも共演しました。また晩年は主にゴスペルの世界で活動していたそうです。そんな彼女が、ジャズ・ピアニストとしての実力をフルに発揮したのが本作。クインシー楽団で流行った(6)、タイトル通りの(3)など、ファンキーそのもののプレイで楽しませてくれます。幅広いブラック・ミュージック・ファンにオススメです。 (jazzyellより)
1.Nothin' But The Truth
2.It Might As Well Be Spring
3.Waltz De Funk
4.I'm Gonna Wash That Man Right Outa My Hair
5.Head Shakin'
6.G'Won Train
7.Sunshine Cake
8.Give Me The Simple Life
9.I Didn't Know What Time It Was
10.Always True To You In My Fashion
Patti Bown(p),
Joe Benjamin(b),
Ed Shaughnessy(ds)
Recorded New York City, September 27, October 8 & 27, 1959.
Originally issued on Columbia CS 8208 Stereo
在庫有り
CD