★スピーディなテーマを軽快なスイングで聴かせるチャーリー・パーカーの「ドナ・シー」や、ヴィクター・ヤングの「ゴースト・オブ・ア・チャンス」で聴かせるブルージーなスイング、また、アントニオ・カルロス・ジョビンによるボサノヴァの名曲「ジンジ」では、弦楽器のデリケートなサウンドに乗せたシロのソプラノ・サックスによる切ないメロディが心に染み渡り、古き良き時代のスタンダード・ナンバーの数々を収録。他にも、アルバム・タイトル曲「リメンバリング・ゾーズ・フー・ワー」は、ニールス・ヘニングの「ゾーズ・フー・ワー」と混同してしまいそうだが、本作品でアレンジ、指揮、ピアニストとして参加しているオーレ・コック・ハンセンによるオリジナル曲で、ノスタルジックな雰囲気を醸し出すクラリネットの音色でアルバムを締めくくる。
●共演のクァルテットには、ベースにボー・スティーフ、ドラムスにフランズ・リフビェルク、そして叙情派ピアニストとして知られるフランス出身でデンマークで活躍するオリヴィエ・アントゥネスといった豪華な顔ぶれ。オリヴィエの繊細で歌心溢れる中にもキレのあるピアノにも要注目。(新譜案内より)
1 ドナ・リー
2 ホエン・サニー・ゲッツ・ブルー
3 ゴースト・オブ・ア・チャンス
4 ジンジ
5 チェロキー
6 アイ・リメンバー・クリフォード
7 ムーンライト・セレナーデ
8 ディヴィルティメント
9 リメンバリング・ゾーズ・フー・ワー
JESPER THILO (ts,ss,cl)
OLIVIER ANTUNES (p)
BO STIEF (b)
FRANDS RIFBJERG (ds)
OLE KOCK HANSEN (arr,con,p)
strings
2008年8月,10月 DENMARK 録音
在庫有り
四面デジパッ仕様CD