★フランスで活動中の女性ピアニスト、ペリーヌ・マンスゥイの作品をお届けします。
●木漏れ日のような柔らかな光というよりも、プリズムを通して輝き・透明感を増した光を思わせます。ですがその光が通ったあとに残るものは、不思議と柔らかな余韻。女性アーティストの曲を中心に取り上げているのも興味深い所です。人を惹き付けるメロディに施した巧みなアレンジが、詩的な雰囲気を生み出し、要所にワールドミュージックのエッセンスを取り込むなど、彼女のミュージシャンとしての懐の深さを感じさせます。
ペリーヌ本人の可憐なポーズがぴったりとマッチしたジャケットは、フランス映画のワンシーンを切り取ったかのよう。いつの間にか過ぎ去ってしまったけれど、何か心地よい音で満たされていた・・・そんな上質の時間を約束してくれるアルバムです。(メーカー・インフォ )
(当店 輸入盤キャプション)1997年の一作「La Nuit」(仏盤原題は「Autour De La Lune」)が好評だったフランスの女性ピアニスト(1971〜)の、トリオによるオリジナル中心の一編。しっとり繊細な内省型からダイナミックな剛腕アクションまで、超フレキシブルに揺るぎない個性が揮われた敢闘内容。基本はリリカル・アクション・タイプの、先ずは何より「メロディアスな」劇的行き方が続き、→ヨーロッパ耽美派の一典型らしい、メランコリックな心象風景をデリケートにスケッチするような翳り深いアクティヴ・バラード調、もしくはマイルドな牧歌的フォーク色も仄めく優しい和み路線、があったかと思えば、ハード&ヘビーな殺陣風の立体力学的アクション技がビシビシ繰り出される硬派筋のモーダル・ブルージー熱演(或いはエキゾティックな辛口タンゴ調とか)、エスニック趣向を強力に推し進めたちょっとニューエイジっぽい神秘曲、更にはノイジー&アブストラクトなフリー寄りのトンガった硬質即興まで現れる、という波瀾万丈の道程を、1曲1曲は簡潔にまとめられた好テンポの展開構成で、最後までフレッシュに楽しませる。
1 .Alba
2 .On Saturday Afternoon In 1963
3 .Valse A 2 Temps
4 .Secrets De Famille
5. Major
6 .Both Sides,Now
7. Murmures
8. Sarangi Song
9 .Epopee Folk
10.Mandragore Et Noyau De Peche
11.Lennie's Pennies
12.Tangotino
(輸入盤 とジャケット・デザイン、曲順が異なります。)
Perrine Mansuy(piano)
Eric Surmenian(bass)
Joe Quitzke(drums)
2006年4月9日,10日,11日Studios La Buissonne録音
在庫有り
デジパック仕様CD
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