●この当時半ばレギュラー的に活動していたJ・バーガンジ&K・ワーナー参加のカルテットによる1995年の未発表ライヴ。野太くもキリッとシャープな締まりの利いた逞しいテナーの、哀愁と熱情が鮮烈にほとばしるようなダイナミックな勇猛ブローイング、を中心に、ストレートアヘッド勝負の潔いハード・バップ・セッションが伸びやかに、ハイ・テンションで決め込まれる芳醇エキサイティング編。頑強かつキレ味鋭利に、エッジを尖らせてスピーディーな突きを入れてくるようなドラムの、さすがフレキシビリティ抜群にしてスイング・センス満点な絨毯爆撃攻勢、も絶えずストロングに際立ちながら、モーダル・バップの本道を迷わず直進突撃してゆくような、硬派で情味たっぷりのアクティヴ大奮戦が続く!!! 中でもテナー者の、熱血で荒々しくアグレッシヴ、それでいて吟醸的な旨味や詩的ロマンティシズムもしっかり備わった、豪放ワイルドさの中に巧まずドラマツルギー〜構成センスを有するスケールの大きな劇的インプロヴァイザーぶり=ストーリーテラーぶり、がズバ抜けた訴求力を放ち続けて圧巻。
1.I Hear A Rhapsody
2.Speak
3.Si Senora
4.Optimum Propensity
5.Stablemates
6.Presentation
7.Loud Zee
Jerry Bergonzi(ts)
Kenny Werner(p)
Jesper Lundgaard(b)
Alex Riel(ds)
1995年1月デンマーク-コペンハーゲンJazzhouseでの実況録音
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