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北欧浪漫派ならではの吟遊牧歌的マイルド・フォーキーさとR&Bやゴスペルに通じるノリにノッたアーシー・グルーヴ感覚を併せ持ったひたすらよく唄う練達の人情肌メロディック・ピアノ絶好調! 国内仕様輸入盤CD JACOB CHRISTOFFERSEN TRIO ヤコブ・クリストファーセン・トリオ / A GOOD DAY [J1014362]

販売価格: 3,340円(税込)

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かつてはStunt諸作で好評を得、またハンス・ウルリックやシーネ・エイとのコラボでも確たる評判をとってきた、13歳の頃からプロ活動を行なっているデンマークの早熟ヴェテラン・ピアニスト:ヤコブ・クリストファーセン(1967年デンマークのコペンハーゲン生まれ)の、トーマス・フォネスベックらとのトリオによる快調最新作。端正で透明感と清涼な潤いに溢れ、繊細でありながら歯切れよい鋭角性や骨太さを垣間見せるところもある、中々表情多彩でニュアンスに富んだ"味"なタッチのピアノが、北欧流抒情派らしいマイルドな吟遊牧歌詩人風のロマンティシズムや唯美傾向であったり、R&Bやゴスペルに通じるコク旨なブルース感覚やグルーヴ・センスであったりの、即ち、人情(派体質)とノリに貫かれたひたすらよく歌うハートウォーミングなメロディック・プレイを流麗かつ愉しげに綴ってスッキリ爽やかに華を成し、第二の主役然と随所に出張ってくるベースの弾力感とウネりに満ちた躍動ぶりもちょっと濃いめの魅力を際立たせ、堅実で安定したドラムのしかしスリリングに意表も衝いてくる機動の様も上手くツボにハマッた、全般に明るく優しいスカンジナヴィアン・リリカル・ハード・バピッシュ・ピアノ・トリオの典型たる至って親しみやすく取っ付きのいい、しかもメロディーの宝庫然とした娯楽的快演が連続して、ノリよくもホッと安らいだ気分で一息つかせてくれるさすが熟練の妙演内容。旋律や和声の美と安定律動的ノリのよさを何より重んじ、ブルース・フィーリングやバップ・スピリットも自ずと豊富に有した、晴れやかで風通しよく開放感ある間口の広いエンタテインメント指向の人情肌演奏、が和気溌溂と展開してゆき、フォネスベック(b)&キールベリ(ds)のブレなくも遊撃力あるサポートにガッチリ支えられ、また触発されながら、クリストファーセン(p)の、耽美浪漫詩人であり、しっかりバッパーでありブルースマンでもある(一部ファンク・グルーヴ者の側面もある)、というバランスのとり具合も絶妙な徹頭徹尾分かりやすいまろやかめの歌いっぷり&ノリっぷりが、どこまでも清々しい輝きと旨味を放ってゴキゲンだ。→北欧派リリシスト〜ロマンティストの本領を発揮したメロウ・テンダーかつフォーキーな大自然を闊歩するが如き牧歌的フレージングや、アメリカン・ブルースを起源とするアーシーでリズミカル・グルーヴィーな吟醸節、バップ・ピアノの基本に立ち返ったような燻し銀の渋味溢れる殺陣イディオム重視型ダイナミック・スウィンギン技など、そのトータルなアウトラインとしては、ヨーロピアン・カラーとアメリカ発オーソドキシーをごくナチュラルに融和させた、しかも一貫して陽気で気さくそうな均衡メリハリ抜群のそうした弾鳴キャラのあり様は、敏活溌溂にして和みと安心感に富み好もしい限り。エレピの併用も幾分ポップな軽涼感(もしくはファンク・テイスト)やソフト・キャッチーさ=気楽な聞きやすさを高めていてナイス。

01. Bargemon
02. A Good Day
03. Hva' Gør Vi Nu, Lille Du
04. Country
05. Long Tail Dexter
06. Land Of Lydia
07. Lost In Rio
08. Excuse My Blues
09. Break Of Dawn
10. Playground
11. Pardon My Friends
12. Armando's Blues
13. Danny Boy (solo piano)

Jacob Christoffersen (piano) (electric piano on 02, 03, 06, 07, 08, 10, 11)
Thomas Fonnesbæk (bass except 13)
Rasmus Kihlberg (drums except 13)

2023年10月18-19日デンマーク-コペンハーゲンのThe Village Recording録音
2024年デンマーク作品

レーベル:Storyville

御予約商品
国内仕様輸入盤CD (杉田宏樹氏書き下ろしの日本語解説付き)
入荷予定時期:2025年3月下旬 受注締切:2025年2月27日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。


商品情報

STORYVILLE

★ヤコブ・クリストファーセンのピアノ・トリオ盤最新作!
★魅力的なオリジナルと、「Gasolin’」ナンバーや「ダニー・ボーイ」の秀逸なアレンジまで!
★国内仕様盤は杉田宏樹氏書き下ろしの日本語解説付き!

■デンマークのジャズ・ピアニスト、ヤコブ・クリストファーセンが、ベテランのトマス・フォネスベク(ベース)、ラスムス・キールベリ(ドラム)とのシームレスなコラボレーションを披露したトリオ・アルバム。多様な音楽の旅とデンマークの音楽シーンへの多大な貢献で知られるクリストファーセンは、このアルバムで11曲のオリジナル曲に加え、デンマークの伝説的ロックバンド『Gasolin’』のナンバー「Hva’ gør vi nu, lille du」や世界で愛されるアイルランド民謡「ダニー・ボーイ」(ロンドンデリーの歌)などの名曲の魅惑的な再解釈を披露。内省的なバラードからエネルギッシュでファンキーなトラック、ソウルフルなブラジリアン・リズムまで、様々なムードを横断し、トリオのダイナミック・レンジと即興精神を捉えています。

■デンマークの人気シンガー、シーネ・エイとの長年にわたるコラボレーションでも知られるヤコブ・クリストファーセンは、25年以上のキャリアで独創的な作曲と魅惑的なパフォーマンスによってモダン・ジャズの表現の限界を押し広げてきました。トマス・フォネスベクはデンマーク屈指のジャズ・ベーシストの一人で、同じくシーネ・エイとの共演でも人気を博し、ヤコブ・クリストファーセン・トリオにも以前から参加しています。多彩なドラム・スタイルで知られるスウェーデンのラスムス・キールベリもアルバムの深みとまとまりに大きく貢献しており、直観的な音楽的対話と演奏者としての互いの敬意を反映した没入感あふれるピアノ・トリオです。(新譜インフォより)
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