商品詳細

ダーク&ハード・ビターなシリアス筋リリカル・アクション即興の最尖鋭を示したピアノ以下、圧倒的気魄みなぎる真剣インタープレイの連続で大いに昂揚させ、感動させる和流フリー派ピアノ・トリオの逸編 国内盤CD 藤井 郷子 東京トリオ SATOKO FUJII TOKYO TRIO / DREAM A DREAM ドリーム・ア・ドリーム [Libra 203-079]
販売価格: 2,420円(税込)
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★ヴェテランとなってもなお不屈にトンガり続ける本邦フリー派ピアノの急先鋒にして名アレンジャー:藤井郷子(1958年東京都生まれ)の率いる、現代屈指のリズム・セクション=須川崇志(b)&竹村一哲(ds)を伴った「藤井郷子 東京トリオ」(2019年結成)によるアルバム第3作、=今回は初のスタジオ録音であり藤井のオリジナル曲群を爆発的インプロ満載で聴かせる。
★パーカッシヴな強打力と端正な流麗さを併せ持ったソリッド・タッチのピアノが、徹底してアブストラクトに容赦なく絨毯爆撃を掛けて来たり、よりエレガントにグルーミーな憂愁を映したり、のメリハリあるドラマティックな即興プレイで「暗黒のサスペンス・ミステリー」的音風景をじっくりと現出させ、分厚くバネとウネりの利いた鋭いドライヴ躍動を見せるも上手く怪しい抽象性の担保されたベースや、わりかしマトモにインタープレイ派ピアノ・トリオの典型らしい浮遊ムードやスリルとグルーヴ感をしっかり演出するドラム、らの各々芸の細かい活躍もテイスティーに際立った、全体を通じノイジーで破壊的な面もあるものの藤井流ならではの耽美抒情傾向を包含した立ち回り激突が繰り広げられて、幾分異形だが確たる情動を伴って昂揚させられる迫力満点の敢闘内容。
★フリー・ジャズのフォームに則っているが作曲面も含めて藤井の音楽美学・世界観が色濃く反映された、即ち、奇怪でシュール&ビザールな反面その根底には奥深い情緒性が脈打つ、辛くて苦いリリカルなインプロヴィゼーション交感が展開してゆき、甘さを排したハードな道程の中で、藤井(p)を始め銘々の腰の据わった即興至芸が中々こってり濃密に見せ場を繋いでゆく。
★藤井(p)の、打楽器的な硬質アブストラクト攻勢や雑色的・地下実験的ノイズ風のアプローチ(ピアノの内部弦をイジったり正体不明?の轟音を響かせたりの結構アナーキーにセメたところも見せる)で問答無用に圧倒する一方、闇の心象をシリアスに描写する半ばナイトメア風のメランコリー表現でしみじみと感動させもする、という例によって過激な蹂躙力と深遠な詩情が表裏を成した文脈構築が誠に鮮やかに練達の冴えを、キレを見せていて何より秀逸で、また須川(b)の、面持ち険しい抽象主義と幾分ウォームなスピリチュアルさの間を烈しく往来するメリハリの利いた立ち働きや、竹村(ds)の、グループ全体を「ジャズ」の範疇にとどめる役割を果たしていたかと思えば突如として牙を剝き発作を起こしたように雑音・騒音めいたストレンジな乱調にも転じる遊撃ぶり、といった辺りもそれぞれに妙味豊か。
1. Second Step 11:34
2. Dream a Dream 18:51
3. Summer Day 8:53
4. Rain Drop 6:30
5. Aruku 10:39
*all composed by Satoko Fujii (BMI)
藤井 郷子 (piano)
須川 崇志 (bass)
竹村 一哲 (drums)
2024年5月22日フランス-パリのStudio Sextan録音
レーベル:Libra
御予約商品
2025年3月28日発売予定
国内盤CD
★パーカッシヴな強打力と端正な流麗さを併せ持ったソリッド・タッチのピアノが、徹底してアブストラクトに容赦なく絨毯爆撃を掛けて来たり、よりエレガントにグルーミーな憂愁を映したり、のメリハリあるドラマティックな即興プレイで「暗黒のサスペンス・ミステリー」的音風景をじっくりと現出させ、分厚くバネとウネりの利いた鋭いドライヴ躍動を見せるも上手く怪しい抽象性の担保されたベースや、わりかしマトモにインタープレイ派ピアノ・トリオの典型らしい浮遊ムードやスリルとグルーヴ感をしっかり演出するドラム、らの各々芸の細かい活躍もテイスティーに際立った、全体を通じノイジーで破壊的な面もあるものの藤井流ならではの耽美抒情傾向を包含した立ち回り激突が繰り広げられて、幾分異形だが確たる情動を伴って昂揚させられる迫力満点の敢闘内容。
★フリー・ジャズのフォームに則っているが作曲面も含めて藤井の音楽美学・世界観が色濃く反映された、即ち、奇怪でシュール&ビザールな反面その根底には奥深い情緒性が脈打つ、辛くて苦いリリカルなインプロヴィゼーション交感が展開してゆき、甘さを排したハードな道程の中で、藤井(p)を始め銘々の腰の据わった即興至芸が中々こってり濃密に見せ場を繋いでゆく。
★藤井(p)の、打楽器的な硬質アブストラクト攻勢や雑色的・地下実験的ノイズ風のアプローチ(ピアノの内部弦をイジったり正体不明?の轟音を響かせたりの結構アナーキーにセメたところも見せる)で問答無用に圧倒する一方、闇の心象をシリアスに描写する半ばナイトメア風のメランコリー表現でしみじみと感動させもする、という例によって過激な蹂躙力と深遠な詩情が表裏を成した文脈構築が誠に鮮やかに練達の冴えを、キレを見せていて何より秀逸で、また須川(b)の、面持ち険しい抽象主義と幾分ウォームなスピリチュアルさの間を烈しく往来するメリハリの利いた立ち働きや、竹村(ds)の、グループ全体を「ジャズ」の範疇にとどめる役割を果たしていたかと思えば突如として牙を剝き発作を起こしたように雑音・騒音めいたストレンジな乱調にも転じる遊撃ぶり、といった辺りもそれぞれに妙味豊か。
1. Second Step 11:34
2. Dream a Dream 18:51
3. Summer Day 8:53
4. Rain Drop 6:30
5. Aruku 10:39
*all composed by Satoko Fujii (BMI)
藤井 郷子 (piano)
須川 崇志 (bass)
竹村 一哲 (drums)
2024年5月22日フランス-パリのStudio Sextan録音
レーベル:Libra
御予約商品
2025年3月28日発売予定
国内盤CD
商品情報
LIBRA
★藤井郷子、さらに深化し、ピアノトリオの枠を超えるTokyo Trio
現代日本屈指のリズム・セクション、須川崇志〜竹村一哲との第三弾!
ヨーロッパ・ツアー中のフランス・パリ ー 音質も最高の初スタジオ録音
★藤井郷子―須川崇志―竹村一哲、世界的鬼才ピアニストと現代屈指のリズムセクションによる東京トリオ第三弾。本トリオの結成は2019年8月のこと。3度目の共演となった2020年9月15日、新宿ピットインでの演奏が、『Moon on the Lake』として作品化され、2021年5月にリリースされた。その後、活動はコロナ禍と多忙なメンバーのスケジュールの都合上、一時阻まれることがあったが、2022年の秋には、各地メディアで絶賛の評も得るヨーロッパ・ツアーを敢行。続く2023年春に日本ツアー、最終日に録音されたのが第二作『Jet Black』で2024年1月にリリース。そして、そのリリースをさらなるステップにして制作されたのが、この『Dream a Dream』になる。
★2nd『Jet Black』の発売記念ライヴと題した2月3月、藤井郷子の視線はその先に向かっていた。ヨーロッパ・ツアーを決めて新しい楽曲を制作。国内でライヴを重ねたトリオはツアーの合間に録音をスケジュール。5月20日のドイツ・メールス・ジャズ・フェスティヴァルと 24 日のリトアニアのヴィルニス・ママ・ジャズ・フェスティバルの間、22 日、パリで録音したのが、この作品になる。
★トリオにとっては初のスタジオ録音。スタジオは前年の 2023年に田村夏樹(tp), ラモン・ロペス(ds)と『Yama Kawa Umi』を録音した Studio Sextan。作品は、スタジオの音の良さとこのスタジオの Fazioli のピアノが気に入ったという藤井の言葉の通り、まさに一音目から、音の解像度やピアノの響きが際立つとともに、演奏も充実。このツアーを通して、海外の音楽ジャーナリストの注目を集め、評判高くメディアに紹介されたトリオの姿が収められている。
★どんなフォーマットにおいても、作曲と即興がせめぎ合いながら、共演メンバーとその場のストーリーを引きだして、創りあげていく藤井郷子。その彼女が、は、また新たな地平を切り拓いた。
★ピアノ・トリオというジャズの伝統的な形であり、ある意味拘束力も強くなるフォーマットでありながら、深化を遂げて表現を拡張する3人。今後のライヴ演奏でも、これらの楽曲が、変化することは間違いない。今後がまた楽しみになった。(新譜インフォより)
Recorded at Studio Sextan, Paris, France on May 22, 2024
Recorded by Arthur Gouret
Mixed on December 13, 2024 by Mike Marciano
Mastered on December 21, 2024 by Mike Marciano, Systems Two, NY
★藤井郷子、さらに深化し、ピアノトリオの枠を超えるTokyo Trio
現代日本屈指のリズム・セクション、須川崇志〜竹村一哲との第三弾!
ヨーロッパ・ツアー中のフランス・パリ ー 音質も最高の初スタジオ録音
★藤井郷子―須川崇志―竹村一哲、世界的鬼才ピアニストと現代屈指のリズムセクションによる東京トリオ第三弾。本トリオの結成は2019年8月のこと。3度目の共演となった2020年9月15日、新宿ピットインでの演奏が、『Moon on the Lake』として作品化され、2021年5月にリリースされた。その後、活動はコロナ禍と多忙なメンバーのスケジュールの都合上、一時阻まれることがあったが、2022年の秋には、各地メディアで絶賛の評も得るヨーロッパ・ツアーを敢行。続く2023年春に日本ツアー、最終日に録音されたのが第二作『Jet Black』で2024年1月にリリース。そして、そのリリースをさらなるステップにして制作されたのが、この『Dream a Dream』になる。
★2nd『Jet Black』の発売記念ライヴと題した2月3月、藤井郷子の視線はその先に向かっていた。ヨーロッパ・ツアーを決めて新しい楽曲を制作。国内でライヴを重ねたトリオはツアーの合間に録音をスケジュール。5月20日のドイツ・メールス・ジャズ・フェスティヴァルと 24 日のリトアニアのヴィルニス・ママ・ジャズ・フェスティバルの間、22 日、パリで録音したのが、この作品になる。
★トリオにとっては初のスタジオ録音。スタジオは前年の 2023年に田村夏樹(tp), ラモン・ロペス(ds)と『Yama Kawa Umi』を録音した Studio Sextan。作品は、スタジオの音の良さとこのスタジオの Fazioli のピアノが気に入ったという藤井の言葉の通り、まさに一音目から、音の解像度やピアノの響きが際立つとともに、演奏も充実。このツアーを通して、海外の音楽ジャーナリストの注目を集め、評判高くメディアに紹介されたトリオの姿が収められている。
★どんなフォーマットにおいても、作曲と即興がせめぎ合いながら、共演メンバーとその場のストーリーを引きだして、創りあげていく藤井郷子。その彼女が、は、また新たな地平を切り拓いた。
★ピアノ・トリオというジャズの伝統的な形であり、ある意味拘束力も強くなるフォーマットでありながら、深化を遂げて表現を拡張する3人。今後のライヴ演奏でも、これらの楽曲が、変化することは間違いない。今後がまた楽しみになった。(新譜インフォより)
Recorded at Studio Sextan, Paris, France on May 22, 2024
Recorded by Arthur Gouret
Mixed on December 13, 2024 by Mike Marciano
Mastered on December 21, 2024 by Mike Marciano, Systems Two, NY