★前作『Blue Maqams』から8年、アヌアル・ブラヘムが詩人マフムード・ダルウィーシュの詩の一節にちなんだタイトルを持つ、痛烈なプロジェクトで戻ってきた!
★ウード、チェロ、ピアノ、ベースのための優美な室内楽曲は、この形而上学的な問いかけと、困難な時代におけるその広範な共鳴にさりげなく取り組んでいる。ブラヘムは、アラブ音楽の伝統的な様式を用いながらも、一貫してより広い世界との関わりを求め、異なる文化圏の多くの情報源からインスピレーションを得てきた。ベーシストのデイヴ・ホランドとピアニストのジャンゴ・ベイツは、このチュニジアのウード・マスターの国際的なカルテットの一員であり、今回はチェリストのアニヤ・レヒナーが加わったことで現在のECMの最高峰ともいえる世界を展開している。
★ブラヘムとホランドの関係は、1998年のアルバム『Thimar』で初めて確立されたもので、伝説となっている。「デイヴの演奏は私に翼を与えてくれる」とアヌアルは語っているが、この見解はレコードの中で繰り返し具体化されている。ジャンゴ・ベイツのピアノは、全体を支える重要な力であり、うねるようなソロに貢献している。このアルバムは、アヌアルが初めてチェリストをグループに加えた作品であり、レコーディングの中心的存在であるアニヤ・レヒナーは、長年ブラエムの作品に親しんでおり、自身のリサイタルでも取り上げている。チェロはここで最初と最後の発言を与えられている。
★本作は、2024年5月にルガーノのオーディトリオ・ステリオ・モロRSIで録音され、マンフレート・アイヒャーがプロデュースした。このアルバムは、ブラヘム・カルテットがフランス、ドイツ、オランダ、スイス、ベルギーでのコンサートを含むヨーロッパ・ツアーに出発する際に発表された。(新譜インフォより)
LP1
SIDE A
1.Remembering Hind
2.After the Last Sky
3.Endless Wandering
SIDE B
1.The Eternal Olive Tree
2.Awake
3.In the Shade of Your Eyes
LP 2
SIDE C
1.Dancing Under the Meteorites
2.The Sweet Oranges of Jaffa
SIDE D
1.Never Forget
2.Edward Said’s Reverie
3.Vague
Anouar Brahem (oud)
Anja Lechner (violoncello)
Django Bates (piano)
Dave Holland (double bass)
御予約商品
2枚組 輸入盤LP
入荷予定時期 : 2025年2月下旬 受注締切 :2025年1月26日
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