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【FRESH SOUND】CD ジェイスン・パーマー(tp)の類稀なメロディック・ハード・バッパーぶりが端正かつハートウォーミングに冴え渡った米女性ドラマーの好もしき人情娯楽作 輸入盤CD HOLLY CHANNELL ホリー・シャネル / NOT JUST A STANDARD [FSNT 689]

販売価格: 2,350円(税込)

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★米ボストン(マサチューセッツ州)を拠点として活動している女性ドラマー(音楽教職者でもある):ホリー・シャネルの、人気個性派トランぺッター:ジェイスン・パーマーをフィーチュアしたカルテットによる一編(初リーダー・アルバムか?)。

★中々重厚かつ鋭敏なド迫力をもってワシワシ攻め込んでくるドラムの轟鳴や、弾性充分にウネウネと跳ねる肉太ベースの躍動、に上手くプッシュされ、煽られる恰好で、しかしマイペースの安定感&ゆとりを絶やさないトランペットの適度にレイドバックしたスモーキー・ブルージーな憂愁漂うメロディック・プレイが揺るぎなく端正に華を成し、アーシー・ソウルとバップ・スピリットの塊のようなピアノの厚み+角張りある硬質堅牢弾鳴もこれに負けじと凛々しく追撃して来、加えて随所にフィーチュアされるドラムの歌心を多分に感じさせるドコドコ乱れ打ち攻勢も頼もしげに親分オーラを放って、按配よく色彩感に富んだメリハリあるドラマティックなグルーヴィー航路を抜群の歯切れよさで愉しませる会心打内容。

★殊更に飾り立てない旋律の端麗美や歌性と、規則正しく律動しながら程好く不意に(フェイントっぽく)意表も衝いてくるフレキシブルなスイング感、を変らず二本柱として大切にした、気さくそうな人情味溢れる大衆娯楽派ワンホーン・ハード・バップのこれぞ真骨頂然としたスカッと胸のすく快進撃が続き、リーダーであるシャネル(ds)の前のめりの気合がほとばしる結構猛烈な張り切りぶり・ハッスルぶりをよそに、一座の花形主役たるパーマー(tp)はあくまで気負いなく肩の力を抜いた自然体調子を保って、ごく気楽にアフター・アワーのセッションに興じるかのような衒わず巧まぬリラックスしたリリカル・ブロウにほぼ終始し、さすがの余裕と懐深さを発揮している。

→折り目正しくきめ細かに整ったメロディーをブルース&バップの色合いも濃く流麗滑脱に軽々と、しかも丁寧に紡ぎきるその、どんなに動きの烈しい場面でも一定の落ち着きや節度を失うことのない、粋渋な吟醸感と幽玄めいた余情を漂わせつつの実に楽しそうな吹鳴〜嬉々溌溂の唄いっぷりは、自身のリーダー作の時のピリッとした緊張感やハードボイルドさとは趣を違えたハートウォーミングな和みの息遣いと豊かな包容力に満ちていて好感度もマックス。一方、そうしたパーマーを確固と芯の据わったソリッド弾奏で盛り立てるコクール(p)の堅実真摯な助演や、隙あらば機略縦横の遊撃猛襲で前面に出張ってくるシャネル(ds)の大振りアタック、も大いに聴きもの。

1. Now's The Time (Charlie Parker) 7:04
2. Oleo (Sonny Rollins) 4:43
3. There Will Never Be Another You (Warren - Gordon) 7:31
4. 'S Wonderful (G. & I. Gershwin) 4:36
5. I Can't Give You Anything But Love (McHugh - Fields) 6:43
6. Stablemates (Benny Golson) 4:57
7. Triste (Antonio C. Jobim) 6:44

Jason Palmer (trumpet)
Mike Kocour (piano)
Ben Hedquist (bass)
Holly Channell (drums, arrangement)

2023年4月28日米アリゾナ州テンピ(Tempe)のTempest Recording Studios録音
2024年作品

レーベル:Fresh Sound New Talent

御予約商品
輸入盤CD
入荷予定時期:2024年11月下旬
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。





商品情報

★これは私にとって特別なプロジェクトなんだ。 ジャズ・スタンダードをアレンジしたデビュー・アルバムを作ることにしたのは、そうやってこの音楽の素晴らしさを学び、演奏するようになったからだ。 アメリカの黒人音楽は私にとって神聖な音楽だ。 より深く切り込まれ、この芸術の中の客人であることに感謝している。

★ 私は2017年1月、ライアン・ニールセン博士が教えるジャズ史のクラスでこの音楽に魅了された。 このクラスで私の人生は変わった。 彼は、この音楽の本当の意味、この音楽が本当にどこから来たのか、そして、アメリカの本当の歴史と、その現実の現在地について、恐れずに教えてくれた。 このクラスで私は、ビリー・ホリデイ、ルイ・アーストロング、その他多くの素晴らしい人間たちが、基本的人権のために戦い、彼らの物語を語るために音楽という才能を使ったことを学んだ。 そのクラス以来、私はただ演奏するだけでなく、今自分が座っている席、そして私の前に座っていた人たちを理解し、尊重することに努めながら、技術に専念してきた。 私は常にそのことを認め、受け入れるよう努力するつもりだ。

★ライアン・ニールセン博士には、その勇気と勇気、そして必ずしも受け入れられるとは限らない場所で真実を教えようとする姿勢に感謝している。 ルイス・ナッシュには、彼のもとで学んでいた間、私と私の夢に対する揺るぎないサポートと励ましに感謝したい。 アリゾナ州立大学のジャズ研究ディレクターであるマイク・コクールには、このプロジェクトに参加することを快諾してくれた。 また、彼のオフィスで私とデュオを演奏し、常に私の可能性を見出してくれた。 そして、GCCの現ジャズ・ポピュラー音楽ディレクターのベン・ヘドキストには、いつも私と一緒に演奏することを厭わず、いつでも安定した鼓動でいてくれたことに感謝している。

★ジェイソン・パーマー、あなたの指導は私の自信と成功に欠かせないものでした。 これからも指導、助言、そしてあなたという素晴らしい人間、ミュージシャン、そして家族であることに感謝します。 Tempest Recordingsのクラーク・リグスビーには、彼の時間と才能に感謝しています! このプロジェクトに対するあなたのサポートと励ましと興奮は素晴らしい。 私のドラムを私よりもずっと良い音にしてくれた。 最後に、私の両親、素晴らしい夫、そして娘の励ましと揺るぎないサポートに感謝します。 このアルバムは、あなたたちなしでは実現しなかったし、あなたたちが私に与えてくれたもの、そして与え続けてくれたものすべてに感謝している。 そしてもちろん、ジョルディ・プジョルとフレッシュ・サウンド、私にチャンスを与えてくれて、このレコードを出してくれてありがとう! このレコードを聴いてくれたみんなが、少し踊ってくれることを願っているわ。 愛をこめて、
ホリー・シャネル

■録音:Recorded at Tempest Recording Studios, Tempe, Arizona, on April 28, 2023
■2024年作品
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