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メロウ・テンダー&エレガントな哀愁ロマンティシズム表現と歯切れよくダイナミックなブルージー・バピッシュ・グルーヴ描破の兼ね合いが絶妙の抒情派メロディック・ピアノ真髄至芸、極まる! 輸入盤CD KEITH JARRETT w./ GARY PEACOCK, PAUL MOTIAN キース・ジャレット / THE OLD COUNTRY : More from the Deer Head Inn [659 7656]

販売価格: 2,800円(税込)

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★J・ディジョネットに代わってポール・モティアン(ds)の参画したキース・ジャレット(p)(1945年米ペンシルヴェニア州アレンタウン生まれ)・トリオ(w./ゲイリー・ピーコック-b)が、ジャレットの生まれ故郷アレンタウン(米ペンシルヴェニア州)近くにあるジャズクラブ:ディア・ヘッド・インで1992年9月16日に行なった公演の模様は、ECMから「At the Deer Head Inn」としてリリースされ好評を得ていたが、本盤は同じコンサートで吹き込まれながら先のアルバムには収録しきれなかった未発表曲群ばかりを集めた、その続編となる発掘ライヴ作品。

★端正で滑らか、それでいてコツンとキレよく鋭角を成すところもある、小石を転がすかのような硬質性と透明感を湛えたクリアー・タッチのピアノが、歌心とバップ精神の赴くままに流れ泳いでゆくが如き抒情詩人肌のメロディック・スウィンギン・プレイを、一定の制御を利かせながらまろやかさとソリッドさを表裏にイキイキと綴って、生鮮度抜群にして余情豊かなさすが十全に練達した魅力を放ち、一方、シャープに斬り込み小刻みにパンチを嚙ましてくるドラムやバネを効かせて肉厚にウネりつつ雄弁に歌うベース、らの軽やかかつ芸の細かいサポートも頼もしげに際立った、ほぼ全編に渡りピアノ・トリオによるスタンダード曲演奏の理想的な、しかも唯一無二の見本とも云うべき至高の名演が続いて、ノリよく陶酔させ、感動させてくれるさりげなく研ぎ澄まされた高密度内容。

★旋律や和声の美=唄性と歯切れよく揺れ波打つ律動的ノリのよさを何より徹底重視し、意表を衝くフェイント型のスリルもしくは一触即発のインタープレイ傾向そして勿論ブルース・フィーリングとバップ(&モード)・スピリットも自ずと潤沢に有した、硬軟剛柔のバランス感覚卓抜のごく親しみやすいリリカル・アクション快演が明るく晴れ晴れとした調子で敏活に展開してゆき、ドライヴ感溢れるピーコック(b)や精細にリズムを刻むモティアン(ds)の各々一音一音に魂のこもった活躍も存在感満点に妙味を揮う中で、彼らに上手く触発されながら、ジャレット(p)の、巧まぬ自然体でありしかしシャキッと背筋は伸びその一打一弾に丹誠を感じさせるアドリブ妙技が、清々しくも奥行きや含蓄に富む懐深い冴えを見せて絶品だ。

→メロウ&エレガントに優しく哀愁や詩情を歌い上げるロマンティスト体質と、同時にあくまでハード・バップ音楽でありブルース音楽であるという硬派でスクエアーな粋渋感(ハイ・テンポのダイナミック・スウィンギンな局面における敢えて粗さを強めた大立ち回りのイナセっぷりもナイス)、とがナチュラルに共存したその弾鳴は情感濃やかで旨味に満ちており、加えてどの楽曲に関しても原曲本来の情緒・情景を重んじる面と、それとは別個のジャレット流ストーリーを描いてゆく転回面、の兼ね合いがまた実に流麗で卓越していたりと、そうした、一粒で三回以上ぐらいは美味しい語り口の妙、文脈構成の何げに鮮やかすぎる趣は全く見事と云うよりほかない。

1. Everything I Love
2. I Fall In Love Too Easily
3. Straight No Chaser
4. All Of You
5. Someday My Prince Will Come
6. The Old Country
7. Golden Earrings
8. How Long Has This Been Going On

Keith Jarrett キース・ジャレット (piano)
Gary Peacock ゲイリー・ピーコック (double bass)
Paul Motian ポール・モチアン (drums)

1992年9月16日米ペンシルヴェニア州アレンタウンのthe Deer Head Inn(ザ・ディア・ヘッド・イン)でのライヴ録音

レーベル:ECM

在庫有り
輸入盤スリーヴケース仕様CD

商品情報

ECM

★キース・ジャレット、2022年リリース『ボルドー・コンサート』以来の新譜は、1992年のライヴ録音作品『アット・ザ・ディア・ヘッド・イン』の続編。

●スタンダード・トリオとは異なり、旧友ポール・モチアンがドラムを務め、さらにこのライヴハウスはキース・ジャレットがまだ十代の頃に初めてプロ・デビューしたステージ。30年ぶりとなった同ステージでの演奏、そして16年ぶりのポール・モチアンとの演奏ということで数々あるキースのライヴ盤の中でも想い出深い録音のひとつ。

●2009年『サムホエア』以来15年ぶりの全曲スタンダード作品。
●創立55周年を迎えたECMがリリースする注目新譜。(新譜インフォより)
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