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ゆとりと節度をもってマイルド・スインギーに哀歓を映すリキみの抜けた抒情指向演唱が幽玄深くも爽やかに華を成したさすがの練達編 国内仕様輸入盤CD CLAIRE MARTIN クレア・マーティン / ALMOST IN YOUR ARMS オールモスト・イン・ユア・アームズ [XSTUCD24062]

販売価格: 3,150円(税込)

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★また一段と円熟味を増してきた感のある英国のトップ歌姫:クレア・マーティン(1967年英国サウス・ロンドンのウィンブルドン生まれ)の、デンマークStuntからの4作目となる本盤は、マッティン・ショーステット(p)率いるスウェーデンのピアノ・トリオを招聘、これを基軸に多くのゲスト陣も次々加わって来つつのカラフルで劇的な一編。

★潤いや温もりそして旨味に溢れ、重心のしっかり安定した落ち着きと包容力を感じさせる、ちょっぴりハスキーなところがまた中々チャーミングでもある中音域の美声が、歌詞とメロディーを大切にした優しい情緒型の節回しを基調とするも、巧まずして豊かなブルース・フィーリングや抜群のリズム感、バップ・スピリットといった持ち前の要素が奏効して、独特の吟醸テイストやスウィンギンなグルーヴにも富んだリアル・ジャズ・ヴォーカルの正統らしい立ち位置に着地させた、基本はあくまで柔和な人情味一杯のゆとりと節度あるリリカル指向演唱を流れ泳ぐが如く愉しげに綴って、清々しくもさすがの貫禄アリのスター然とした華を成し、抑制を利かせてソリッドにノリを提供するピアノ以下ブレなきリズム隊や、渋くコク深いテナー、クール・アーシーなヴィブラフォンなど、インスト陣の寛いだ中にも迫真のスリルある抒情派ハード・バップ演奏もばっちりテイスティー・グルーヴィーな魅力を際立たせた、全体を通じ主役であるマーティン(vo)の1ミリも揺らぐところなくしかも悠々とセッションを楽しむ感じの歌声に何より圧倒され、またハートウォーミングに包み込まれる思いの何げに練達した会心打内容。

★インティメイトな和やかムードと敏活でダイナミックなスイング感に貫かれた、軽妙洒脱の極み〜モダン・バピッシュ・ジャズ・ヴォーカルの鑑たる大いに感動的で力強い行き方が、しかしリキみの抜けた調子で滑らかに展開され、演奏サイドのピタリとツボにハマッた的確なバックアップに支えられて、マーティン(vo)の自然体のマイペースを保ってテンダーに語りかけてくる風な、哀愁とファンタジックなロマンティシズムに満ちた歌い様が懐深げに冴えて全く素晴らしい。

→脱力して軽やかに宙を舞うような優しさ溢れるマイルド・スインギー節を裕然と、それでいてセンシティヴに紡ぎ、爽やかで晴れ晴れとした詩的情景を現出させながら、同時に微妙に翳りを帯びた行間含蓄も滲ませるその、あくまでチョチョイのチョイの平易で安らかな風合いの内側から作為なげに奥深い幽玄が浮かんでくるそうした歌声には、しっかり熟成された独自の妙味と説得力が認められ白眉。

01. I Feel A Song Coming On
02. This One's From The Heart
03. Almost In Your Arms
04. Apparently, I'm Fine
05. Bitter With The Sweet
06. The Art Teacher
07. Train In The Desert
08. This House Is Empty Now
09. Water And Salt
10. September Song
11. Do You Ever Wonder?

Claire Martin クレア・マーティン (vocal)
Martin Sjöstedt マッティン・ショーステット (piano) (maybe organ on 05, 09, 10?)
Niklas Fernqvist ニクラス・フェーンクヴィスト (double bass)
Daniel Fredriksson ダニエル・フレードリクソン (drums) (percussion on 04, 05)

guest musicians ゲスト:
Karl-Martin Almqvist カール=マッティン・アルムクヴィスト (tenor saxophone on 02, 06)
Joe Locke ジョー・ロック (vibraphone on 01, 07, 10)
Mark Jaimes マーク・ハイメス (guitar on 04, 10?, 11)
Nikki Iles ニッキ・アイルズ (accordion on 04)
Charlie Wood チャーリー・ウッド (vocal on 02) (voice≒narration on 07)
James McMillan ジェイムズ・マクミラン (trumpet, flugelhorn on 02, 05, 09, 10) (keyboard, programming on 02, 04, 05, 06, 07, 08, 09, 10, 11)

2024年1月24-26日英国、Quiet Money Studios録音

レーベル:Stunt

★日本語オビ付
★日本語解説付

御予約商品
国内仕様輸入盤CD
入荷予定時期:2024年11月下旬 受注締切:2024年9月15日
※発注先案内の入荷時期を記載しておりますが、入荷時期は予告なく変更になる場合もございます。ご了承くださいませ。

商品情報

STUNT

☆英国最高のシンガー、クレア・マーティンのStunt Records第4弾。
☆マッティン・ショーステット率いるスウェーデンのピアノ・トリオと共演!
☆多くのゲスト・ミュージシャンも迎え、ポピュラーとジャズの幅広いナンバーを披露!

■2018年「ベスト・ヴォーカリスト」賞を含め、過去に英国ジャズ賞(British Jazz Awards)を計8回分受賞してきた英国最高のジャズ・シンガーの1人、クレア・マーティンの最新アルバム!

★デンマークのStunt Recordsからのリリース第4弾では、マッティン・ショーステット(p)、ニクラス・フェーンクヴィスト(b)、ダニエル・フレードリクソン(ds)ら、スウェーデンを代表するミュージシャンによるピアノ・トリオとの共演が再び実現。彼らは2019年のアルバム『Believin’ It』でも伴奏を務めた他、ロンドンやスウェーデン、マドリッドでも共に演奏しています。

★更に、スウェーデンのサクソフォン奏者カール=マッティン・アルムクヴィスト、アメリカのヴァイブ奏者ジョー・ロック、イギリスのギタリスト、マーク・ハイメス、イギリスのピアニストで今回はアコーディオンを演奏しているニッキ・アイルズなど、最高のゲスト・ミュージシャン達が名を連ね、アメリカのオルガニスト&ピアニスト、チャーリー・ウッドはヴォーカルで参加。イギリスのジャズ・トランペッター&プロデューサーのジェイムズ・マクミランがトランペット、フリューゲルホルン、キーボード、プログラミングを担当しています。

■本アルバムでもプロデューサー&エンジニアを務めるジェイムズ・マクミランと共にクレア・マーティンが選曲したのは、ポピュラー音楽とジャズの多くのサブジャンルに対する、彼女の幅広い関心と知識を更に示すレパートリー。映画音楽(1, 2, 3)や、キャロル・キングの余り知られていないナンバー(5)、ルーファス・ウェインライト(6)やマーク・ウィンクラー(7, 11)、タイ・ジェフリーズ(9)らクレアが高く評価するソングライターたちの作品、バート・バカラックとエルヴィス・コステロの名コンビがアルバム『Painted from Memory』のために書いた(8)、そしてマクミランとクレアの共作によるオリジナル(4)や、マクミランがオスカー作家ドン・ブラックと共同で書いた(10)で、クレア・マーティンの生来の新鮮な刺激と興味深いコントラストへの熱意を存分に披露しています。(新譜インフォ)
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