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未発表発掘!賑々しくダンサブルなラテン音楽のノリと真剣勝負の気魄みなぎる硬派ハード・バップらしさがガッチリ掛け合わされた充実のスタジオ・レコーディング!!! 輸入盤CD ROY HARGROVE'S CRISOL ロイ・ハーグローヴ / GRANDE-TERRE [680 5331]

販売価格: 2,350円(税込)

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★夭逝したハード・バップ・トランペットの人気スター:ロイ・ハーグローヴ(1969年米テキサス州ウェーコ生まれ、2018年ニューヨークで死去)の、これは、4管フロントにギターやピアノそしてパーカッション&ドラムのセクションを強化したラージ・アンサンブル="クリソル"による、大ヒット・アルバム「Habana」に続く第2作として1998年4月グアドループのスタジオで吹き込まれながらも未発表のままに終わっていた幻のセカンド・アルバム(メンバーは前作とは多少異なる)の26年越しの初リリース。

★南国情緒溢れる舞踏的グルーヴ感を醸成するパーカッションの賑々しい鳴動も抜群にノリを強化する中で、ホーン陣やピアノらの極めてハード・バップ色濃い精悍ソロであったり、これまたハード・バピッシュなピタリと息の合った小型ビッグ・バンド風のアンサンブルであったりが、躍動感とポジティヴな勢いに満ちたテイスティー・グルーヴィーこの上なき見せ場を中々骨太に飾ってゆく、ラテン・フレイヴァーに彩られたモダニッシュ・バップの理想形とも云うべきノリにノッた快進撃の連続でスカッと昂揚させてくれるフレッシュな会心打内容。

★アフロ・キューバンな歌謡性とリズミカル&ダンサブルな歯切れよい律動的ノリ(=ラテン風味のスイング感)、を何より大切にし、そこへブルース・フィーリングやバップ・スピリットもふんだんに盛り込んだ、ひたすら気持ちよくノセられっぱなしの人情娯楽活劇的行き方が晴れやかに展開してゆき、理屈抜きにノリノリではあるもののそこで繰り出されるハーグローヴ(tp,flh)始め銘々のソロは、ピリッと背筋の伸びたいずれも硬派ハード・バッパーらしい歯応え十二分の趣を呈しており、そうした、弾み踊るビートの利き具合と各人の真剣勝負の迫力あるアドリブ奮戦の白熱とが相まって、誠に凛々しく雄渾スケールの力強い哀愁ロマン世界が立ち現れていて旨味&説得力も絶大だ。

★ハーグローヴ(tp,flh)の、ここでは肩の力を抜きリキみを解いた落ち着きあるリラックス調子でいかにも愉しそうにセッションに興じる、といった風な、悠々と構えていながら丹念で丁寧な各曲の持つ情感を慈しむメロディック・プレイにほぼ終始し、と同時にハード・バップ・トランペットならではの鋭くパンチを効かせた敏捷アタックも多々嚙ましてくる、という、あくまでゆとりをもって朗々とよく歌う快活ワザが鮮度満点に冴え渡っていて全く見事で(加えて本作では優れたビッグ・バンド・リーダー〜アレンジャーたる面も事も無げに示されていてまた鮮麗)、一方、アーシー&ソウルフルなレイシー(tb)や肉厚で渋いコクを放つSchwarz-Bart(ts)、ファンキーとクールの間を自在に往来するアービー(as)、けっこう強烈に粋渋吟醸感を振りまく"バップの化身"の如きチェリー(g)、らの活躍もそれぞれ芳醇に際立つなど、道程は超デリシャスな聴きどころの横溢。

01. Rumba Roy
02. Audrey
03. Lake Danse
04. Kamala's Dance
05. B And B
06. Another Time
07. Lullaby From Atlantis
08. Afreaka
09. Ethiopia (tp & p duo)
10. Priorities

Roy Hargrove (trumpet, flugelhorn)
Frank Lacy (trombone)
Sherman Irby (alto saxophone)
Jacques Schwarz-Bart (tenor saxophone)
Ed Cherry (guitar)
Gabriel Hernández (piano)
Larry Willis (piano)
(※piano奏者のいずれかが#02でelectric pianoを演奏)
Gerald Cannon (bass)
Julio Barreto (drums) (vocal on 10)
Willie Jones (drums)
Miguel “Angá” Diaz (percussion)
Changuito (José Luis Quintana) (percussion)

1998年4月グアドループ、ポワンタピートルのLa Terreur studio録音

レーベル:Verve

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輸入盤CD

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VERVE

★ロイ・ハーグローヴの幻の音源が解禁!

■デビュー・アルバム『Habana』でグラミー賞最優秀ラテン・ジャズ・パフォーマンス賞を受賞したばかりの1998年初頭、ロイ・ハーグローヴと彼の白熱したバンドが瓶の中の稲妻を捉えるために再びスタジオに戻リ録音したのにこれまで聴くことができなかったという幻のアルバムが遂にリリース。

■ロイ・ハーグローヴの赤熱した演奏、卓越した作詞作曲、そしてバンドのパワフルな唯一無二のサウンドを披露している。今作品は、ロイの55歳の誕生日の2日後にリリース。

■ロイ・ハーグローヴは、そのトランペットとフリューゲルホルンの作曲と能力で広く賞賛され、ニューヨーク・タイムズ紙は彼を 「彼の世代で最もインパクトのあるトランペッター」と絶賛。キューバ、アメリカ、グアドループのミュージシャンからなるこのオールスター・グループ「クリソル」と呼ばれる長年の共演者たちとともに、ハーグローヴのジャズへの比類なきアプローチと、このレコードに登場する様々なジャンルの音楽の基盤が示された作品。

■トロンボーン奏者のフランク・レイシー、ピアニストのラリー・ウィリス、ドラマーのウィリー・ジョーンズ3世ら、ロイの長年のコラボレーターによるオールスター・バンドをフィーチャーし、ハーグローヴの激しい演奏、彼の絶妙な作曲、バンドの驚異的なパワーとユニークなサウンドが披露されている。2018年にロイが早すぎる死を遂げたことで、もしこのバンドがラテン・ジャズへのオリジナルなアプローチを発展させ続けるチャンスがあったなら、何を達成できただろうかと考えさせられる。

■ジャズ、アフロ・キューバン・リズム、ソウル、バップ、ファンクのユニークな融合は、ジャズ、ヒップホップ、ネオ・ソウルの世代のミュージシャンたちに影響を与えたロイ・ハーグローヴ。カマシ・ワシントン、ロバート・グラスパーから、ディアンジェロ、エリカ・バドゥ、クエストラブに至るまで、今や誰もが知るアーティストたちは皆、ロイ・ハーグローヴの音楽と彼がスタジオで作り上げたものによって形作られてきているのだ。(新譜インフォより)
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