★バディ・コレット(1921-2010)とテディ・エドワーズ(1924-2003)は、1940年代のロサンゼルス・セントラル・アヴェニューのジャズとR&Bシーンにしっかりと根を下ろした、著名で個性的な2人のジャズ・ミュージシャンである。
★ロサンゼルス生まれのバディは、1946年にアルト・サックスとクラリネット奏者として認知され、ラッキー・トンプソンやチャーリー・ミンガスなどのミュージシャンと共演した。1950年、彼はロサンゼルスの映画やテレビのスタジオで働く最初の黒人ミュージシャンとなり、木管楽器奏者としての多才さを通じてジャズ界での名声をさらに確立した。
★ミシシッピ州ジャクソン出身のテディは、1946年にハワード・マクギーの六重奏団と「Up in Dodo's Room」でテナー・サックスによる最初のバップ・ソロを録音したことで知られている。デクスター・ゴードン、ソニー・クリス、アート・ペッパー、マックス・ローチ、クリフォード・ブラウンといったジャズの巨匠たちと早くから交流があった。そのチャージ、アップテンポ、ブルージーなスタイルで知られるエドワーズは、テナー・サックスから甘く焼けたような音色を出すことにも長けており、ハロルド・ランドやソニー・ロリンズといった他のテナー・サックス奏者に多大な影響を与えた。
★このCDに収録されている1959年から1960年にかけて録音されたトラックでは、バディ・コレットとテディ・エドワーズが2つの貴重なカルテット・セッションでブルースとオリジナルを演奏している。これらの録音のユニークさは、元々はクラウン・レーベルのいくつかのアルバムに散在し、人員や作曲者の情報もなく、しばしば無差別に異なるジャズ・アーティストのものとされ、ミュージシャンのクレジットも必ずしも適切ではなかったという事実にある。ここで初めて、これらの録音がひとつのコレクションにまとめられた。
1. WHAT’S UP?
2. HIDEAWAY
3. REUNION
4. JOGGIN’
5. EVERGREEN
6. BYE BYE
7. THE GROOVE
8. LUCKY ME
9. MISS BEAT
10. I’LL GET AWAY
11. THE GRIND PART 1
12. THE GRIND PART 2
13. ACROSS TOWN
BUDDY COLLETTE Quartet (#1-8):
Buddy Collette (tenor saxophone)
Gerald Wiggins (piano)
Joe Comfort (bass)
Bill Douglass (drums)
TEDDY EDWARDS Quartet (#9-13):
Teddy Edwards (tenor saxophone)
Joe Castro (piano)
Leroy Vinnegar (bass)
Billy Higgins (drum)
All tracks recorded at Modern Records Studio, Hollywood, 1959-1960
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