★The TONY LUIS Trio
“Introducing The Tony Luis Trio”
★1931年フィラデルフィア生まれのピアニスト、トニー・ルイスは、12歳の時に小児マヒに冒された。 右手の指が2本しか使えなかった彼は、医師から継続的な運動が指の強化に役立つとアドバイスされた。この困難を克服したのは驚くべきことだった。クローズド・ピアノ・スタイルで、リラックスしながらもスウィング感のある魅惑的なサウンドを実現したのだ。彼のトリオは、1950年代半ばに彼の故郷とその近郊で大きな熱狂を巻き起こし、またテリー・モレルやテディ・キングといった歌手の伴奏でも頭角を現した。
★これはこのトリオの唯一の録音である。トニーの演奏はパーカッシブで勢いがあり、「You're Blasé 」のような曲では、特にリラックスしたバラード・フィーリングも見せている。オリジナル曲のひとつである「Un Poco Fresco」では、彼の創造性が発揮されている。トニーはベーシストのロニー・アンドリュースとドラマーのハンク・ナンニから素晴らしいリズムでサポート。両者とも素晴らしいセンスとイマジネーションを発揮し、暖かく、新鮮で、スウィング感のあるビートと組み合わさっている。(レーベルインフォ)
THE TONY LUIS TRIO
1. BETWEEN THE DEVIL AND THE DEEP BLUE SEA
2. UN POCO FRESCO
3. YOU’RE BLASE
4. LULLABY OF THE LEAVES
5. HARVEY’S HOUSE
6. TUNERVILLE TOMMY
7. WHAT IS THERE TO SAY
8. GONE WITH THE WIND
Personnel:
Tony Luis (piano)
Ronny Andrews (bass)
Hank Nanni (drums)
Recorded in Philadelphia, October 20, 1954 (#1-4); March 10, 1955 (#5-8)
★The BOB FREEDMAN Trio
“Piano Moods”
★ボブ・フリードマン(1934-2018)は、1953年に結成したトリオがニューイングランドで高い評価を受け、サヴォイ・レーベルにアルバムを録音した後、ボストン・ジャズの著名人として頭角を現した。ピアニストとしてもボストンのジャズ・シーンで活躍を続け、ブーツ・ムッスーリ、ハーブ・ポメロイ、ジェイ・ミリオリ率いるグループに参加し、1955年にはハイハット・クラブでチャーリー・パーカーの伴奏を務めた。
★フリードマンの革新的なアレンジは、ジャズ界で尊敬と称賛を集めた。1958年、ジェリー・マリガンに捧げた「And We Listened (to Him)」でビッグバンドとして最初の成功を収める。その後、ハーブ・ポメロイのビッグ・バンドに参加し、多くの編曲を手がけ、デューク・エリントンの「Anatomy of a Murder」の素晴らしいヴァージョンを収録したアルバムをリーダーとしてレコーディングした。
★1960年代半ばからフリードマンは、ジョー・ウィリアムス、サラ・ヴォーン、ビリー・ジョエル、ウィントン・マルサリスといったスターたちのアレンジャー、作曲家として引っ張りだこになった。彼の仕事はテレビや映画にも及び、ジャンルを超えた多才ぶりを発揮した。大編成のアンサンブルのための作曲は、そのオーケストレーションとドラマティックな表現で特に注目された。(レーベルインフォ)
9. IMAGINATION
10. AUTUMN IN NEW YORK
11. A FOGGY DAY
12. SOPHISTICATED LADY
13. STARS FELL ON ALABAMA
14. JEEPERS CREEPERS
15. ALWAYS
16. DEEP PURPLE
Personnel:
Bob Freedman (piano)
Joe Reichgott (bass)
Bob Gibson (drums)
Recorded at Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, October 1953
在庫有り
CD