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【送料込み価格設定商品】 未発表の4曲を新規追加した完全版!硬派筋のダイナミックなハード・バップ・アクションとデリケートなニュアンスに富む耽美的or瞑想的詩情描写の双方に独自の妙味を発揮したドラマティック・ピアノ会心打!!! SACDハイブリッド盤(通常のCDプレーヤーで再生可能) 川上 さとみ SATOMI KAWAKAMI / SENSIBILITIES センシビリティーズ [PCCY 60012]

販売価格: 4,000円(税込)

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★東京を拠点に活動を続け(ニューヨーク、ヨーロッパへも度々出張)、M&Iやポニーキャニオンよりの諸作に好評を集めてきた個性派女性ピアニスト:川上さとみの、本盤は、先頃ダイレクト・カッティングのアナログLP版が出て即完売の大評判だった(そして再発もしくはCD化が待ち望まれていた)2023年9月キング関口台スタジオ録音のトリオ・セッション音源を、LPに入っていた既発の4曲に今回新たに未発表の4曲を加えてヴォリューム倍増=コンプリート化した、SACDハイブリッド盤仕様(通常のCDプレーヤーで再生可能)での待望の初CD版。

★端正でいて重厚感や鋭角的キレのある骨太鮮明タッチのピアノが、ハード・バップ・ジャズならではのソリッド&スクエアーなダイナミック・アクションに粋なファンキー系統のブルース節、更には瞑想感仄めくダーク・ファンタジックなリリシズム表現や幾分かクラシック・ピアノに接近した荘厳エレガント・フレージング、などを加えてトータル的には程好くメロディックではあるが甘すぎず絶妙に制御の利いたピリッとした情緒型プレイを時に繊細に、時に豪快に綴って生鮮度抜群のきららかな華を成し、これを控えめに盛り立てつつグルーヴとサスペンスを的確に醸成するベース&ドラムの機敏なサポートもしっかりフレッシュ・スリリングに魅力を放った、全般に硬軟剛柔をバランスよく併せ持つ振り幅充分のドラマティック熱演が紡がれて、メリハリある昂揚感と奥深い浪漫を満喫させる会心打内容。

★元々ダイレクト・カッティングのLP製作を意図して吹き込まれただけに失敗の許されないピーンと張り詰めた緊迫感が全編を貫き、これが聴く者にも心地よく伝播してくるという清新味の絶えない道程の中で、モーダル・バピッシュな硬派筋のスウィンギン立ち回り攻勢と、半メディテイティヴでクール・センシティヴな耽美的リリカル路線とが概ね半々ずつぐらい塩梅よく配置される、という快適な緊張の途切れない進行展開となっており、そうした中で繰り出される川上(p)のバッパーでありロマンティストでもあるニュアンス濃やかにして中々自由闊達なアドリブ妙技が殊の外スッキリ爽やかに愉しめる寸法だ。

→全体のバランスとしてはLP版と比べていくらかハード・バップ色が強まった印象もあり、ひたすらデリケートに情感〜心象の機微をじっくり掬い取ってゆくような詩人肌のロマンティシズム描写(即ち文芸アート傾向?)と、力学的タフネス全開で豪胆に疾駆驀進する真っ向勝負のモーダル・バピッシュ突撃!、の両極端にそれぞれ確固たる豊かな妙味が発揮されているが、今回初出の#1辺りでは柔和でポエティックな外観の内側からハードな殺陣風のダイナミズム理念が見え隠れしたり、同じく初出の#2とかではハード・バピッシュな趣向が貫かれながら繊細なメランコリーも散発的に仄めいたりと、硬性と抒情が細かに表裏を成したその弾鳴には極めて奥行き深遠なる魅惑力があり、またジャズ・ピアノ〜ハード・バップ・ピアノ以前にクラシック・ピアノに奏法・言語感覚のルーツがあることを時折窺わせる、辺りも結構ユニークな無双さ。

1. Essence
2. True Intention
3. Beautiful Solitude
4. All Senses
5. Perspective
6. Everlasting
7. Perceptions
8. Sensibility
*all written by Satomi Kawakami

川上 さとみ (piano)
Brent Nussey ブレント・ナッシー (bass)
田鹿 雅裕 (drums)

2023年9月13日キング関口台スタジオ(東京都文京区関口2丁目)録音

レーベル:Pony Canyon ポニーキャニオン

御予約商品
2024年9月25日発売予定
国内制作SACD Hybrid=ハイブリッド盤(通常のCDプレーヤーで再生可能)

商品情報

PONY CANYON

★高田英男による Sensibilities 録音ストーリー(一部抜粋)
ピアニスト川上さとみの音楽を初めて体験したのは都内のライブハウスだった。
透明感のあるクリアーな美しいピアノの響きに感動!私自身がこの音色& 響きを何処まで表現出来る
のか、正直凄いプレッシャーを感じながら帰宅する。その後、さらに深く彼女の音楽を体感したく、レコーディ
ングリハーサルに2日間立ち合いをする。各楽曲の進行をメモしながらリハーサルを見学していたが、突然
彼女から「そんな離れた場所でなく、もっと近くで生音を聴いてくれますか」と指摘され、ドキっとした。
彼女は生のピアノ演奏を間近で聴いてその感覚的な響きを体に入れてほしいとの思いであるが、私はダイ
レクカット録音にそなえ、曲の進行を先に理解しているところであった。しかしながら彼女の音楽への情熱・
意志の強さを改めて感じ、そっと背筋を真っすぐに伸ばす。

★SACD マスタリング
2024 年 7 月、キング関口台スタジオにてマスタリングエンジニア、辻裕行氏により SACD マスタリング作
業を行う。DSD11.2MHz/1bit 録音マスターからの SACD マスター制作である。ダイレクトカット・レコー
ディングの音源(4 曲)と SACD/CD 用に録音した(4 曲)の合計 8 曲入りアルバムとなる。ダイレク
ト 2CH 録音のマスター音源の音質を、出来るだけそのままに各楽曲の音量レベルを調整し、楽曲により
ピークレベルの補正と音質補正の為にアナログ機材を使い対応する。
曲間のタイムを決める時にもスタジオのモニター音量を何処まで大きくして決めるかなど、それぞれの感性が
違う中で山下ディレクターが曲間を提案し、それぞれ意見を交わし最終的には川上さとみが決定する。
サブスク時代、曲間は関係ないとも言われるが、曲間まで音楽として拘る姿勢にチーム川上さとみの一体
感を感じた。CDマスターは通常、PCM192kHz/24bit マスター音源から作成するが、ダイレクト 2CH
録音をした今回の DSD11.2MHz/1bit マスター音源は、ピアノ・ウッドベース・ドラムの中低域の芯が安
定し、録音時の音質イメージに非常に近い為に、最高の音質で CD も創りたいと思い、
DSD11.2MHz/1bit マスターから、ダイレクトに PCM44.1kHz/16bit の CD マスターを作成することに
した。
★2023年9月のYouTube生配信で話題となった川上さとみのダイレクトカッティング・プロジェクト。
今年1月に限定数で発売されたアナログ盤は、発売後1週間で完売。

★ファンから入手希望の多かったその音源がついにSACDハイブリッド盤として登場することになった。
DSD11.2MHz1bit録音マスターからマスタリングされた、未公開の4曲を含む8曲が収録された。(通常CDプレーヤーで再生可能)

2023年9月13日キング関口台スタジオ(東京都文京区関口2丁目)録音
録音エンジニア: 高田英男(MIXER’S LAB)
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