★ハワード・ライリー(1943年英ハダーズフィールド生まれ)の未発表音源=1974年8月ロンドン録音2曲(1・2)+1975年11月ロンドン録音3曲(3・4・5)の初ディスク化。
★編成は、当時のレギュラー・トリオ(withバリー・ガイ&トニー・オクスリー)が主軸だが、2はライリーとオクスリーのデュオ、4は「Intertwine」(Mosaic)でも使った手法=オーバーダブにより2ピアノを奏したライリーの一人デュオ、となっている。
★バイオレントで破壊的なまでの激しいダイナミズムを顕示した、大立ち回りのインタープレイ闘争(!?)が、徹底的に研磨し削ぎ落としたような濃密なる語り口で繰り広げられる様、その鋭く硬質な昂揚感と迫力は圧倒的だ。より厳格・精妙なコンポジション物に寄った4・5辺りの様式美と凄味も◎。ひたすらハードな刺激と興奮が横溢する英国フリー・ジャズの極めつけ的充実作。
1.Loops
2.Pages
3.Spliced
4.Recognition
5.Overground
Howard Riley(piano)
Barry Guy(bass)
Tony Oxley(per,electronics)
1, 3 & 5 are performed by the trio
2 is performed by Riley & Oxley only
4 is performed by Riley on two pianos (overdubbed)
All analogue studio recordings made in London
#1,2 1974年8月28日 録音
#3,4,5 1975年11月1日 録音
在庫有り
CD