(Contemporary Records 70th anniversary :Contemporary Records Acoustic Sounds Series)
★1958年に録音されたが、コンテンポラリー・レコード・レーベルからリリースされたのは1961年発表されたハンプトン・ホーズのジャズのスタンダード曲とオリジナル曲が混在している作品。
■当時最も影響力のあったピアニストのひとりであり、独学で学んだ天才ピアニストは、ダウンビート誌の「今年のニュースター」に選ばれた。友人であるチャーリー・パーカーが有名になった後に録音された "Crazeology "での絶妙なハーモニーのロック・ハンド・スタイルや、コール・ポーターのバラード "I Love You "の軽快で軽快な演奏など、ホーズはお馴染みの領域で輝きを放っている。このアルバムでは、クリフォード・ブラウン/マックス・ローチのサックス奏者ハロルド・ランドと、ビル・エヴァンス・トリオでの活躍で有名なコントラバス奏者スコット・ラファロがバックを務めている。
Side A
1.Hip
2.Wrap Your Troubles In Dreams
3.Crazeology
Side B
1.Numbers Game
2.For Real
3.I Love You
Hampton Hawes Hawes (p)
Harold Land (ts)
Scott LaFaro (b)
Frank Butler (ds)
●Recorded by legendary engineers : Roy DuNann
●ALL-ANALOG mastering from the original tapes by Bernie Grundman
●Pressed on 180g Vinyl at QRP
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完全限定盤180g重量盤LP(STEREO)
☆Contemporary Records:
1951年、レスター・ケーニッヒ(1917年12月3日〜1977年11月21日)により設立されたコンテンポラリーレコードは、ハリウッドならではのレーベル。芸術を愛するインテリだったケーニッヒは、脚本家、共同プロデューサー、ウィリアム・ワイラー監督のアシスタントとして映画界で活躍し、「我等の生涯の最良の年」「探偵物語」「ローマの休日」などの代表作で重要な役割を果たしたが、彼の映画人生は、1953年の赤狩りによって、下院非米活動委員会に呼ばれ、証言することで事実上終わりを告げた。左翼に共感しているとして保守的なハリウッドの体制から非難され、ブラックリストに載った彼は、1949年に立ち上げたレーベル、グッドタイム・ジャズに目を向け、ディズニーで本職を持つ奏者を集めたディキシーランド・コンボを録音するようになった。ケーニッヒは当初、新しい現代クラシック作品のための出口としてコンテンポラリー・レコーズを設立したが、彼の耳は広く、1950年代半ばには南カリフォルニアの最も刺激的なジャズ・アーティストの多くが、1956年にキャピトル・レコードから引き抜いたサウンド・エンジニア、ロイ・デュナンの支援により、急速に西海岸の最高のスタジオとなりつつあったこのスタジオで彼らの音楽を記録したいと思うようになっていた。アーティストたちはケーニッヒの創造性に対する確固たる信頼に応え、コンテンポラリーはLAのモダニストやニューヨークの喧騒から逃れたい東海岸のアーティストにとって不可欠な存在となった。レスター・ケーニッヒとその息子ジョンが録音したアルバムは、コンテンポラリー・シーンをリードするアーティストたちにインスピレーションを与え、いまなお影響を与え続けている。